江口拓也

江口 拓也（えぐち たくや）

概要

江口拓也（1987年5月22日生まれ）は、日本の男性声優であり、歌手としても活動しています。東京都世田谷区で生まれ、茨城県で育ちました。現在は81プロデュースに所属し、多数のアニメ、ゲーム、舞台などでの活動が知られています。

略歴

彼の声優への興味は高校2年生の時に小野坂昌也のラジオ番組に触れたことから始まりました。また、アニメや漫画、ゲームへの関心が高く、その影響で声優の道を志すようになりました。特に高校時代に夢中になったアニメ『おねがい☆ツインズ』が彼にとっての大きなきっかけの一つとなっています。

高校卒業後、新聞奨学生として日本工学院専門学校に進学し、2007年には81オーディションに合格し声優業を開始。彼のデビュー作は2008年の『真救世主伝説 北斗の拳 トキ伝』で、初のアニメ主演は2011年の『GOSICK -ゴシック-』で演じた久城一弥役でした。

2011年には、同じ声優仲間の木村良平、代永翼とともに音楽ユニット「Trignal」を結成し、音楽活動も行っています。さらに、小野友樹と自主企画チーム「Teamゆーたく」を結成し、様々なプロジェクトに取り組んでいます。

声優としての実力が評価され、2012年には第6回声優アワードで新人男優賞を受賞。2015年の『ニュータイプアニメアワード』では男性声優賞を獲得しました。近年では、2023年に第17回声優アワードにて主演声優賞とMVSを同時受賞し、その活躍を着実に広げています。

趣味・特技

江口拓也は、バスケットボールや料理が趣味であり、中学時代にはバスケットボール部に所属し、3年次にはキャプテンを務めました。調理にも情熱を傾け、特にカレーやラーメン、ハンバーグが好物だとのことです。また、牛乳を毎日飲むほど大好きで、家族全体が背の高いことから遺伝だと語ることが多いそうです。

さらに、彼はお酒が好きで、特にビールをよく飲むことが知られています。普段は、一日のオフが終わる合間に飲むことが多く、先輩や後輩と共に楽しむことが好きなようです。

アート活動

江口は独特なイラストを描く才能でも知られており、LINEスタンプや4コマ漫画を発表したり、アパレルブランド「EGUMI」の立ち上げにも関与したりしています。また、友人の神谷浩史とともに音楽コラボを行うなど、その活動は多岐にわたります。

代表作

江口拓也は数々の作品で主役やメインキャラクターを演じています。代表作には、以下のような人気アニメが含まれます:

• - 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』 - 比企谷八幡役
• - 『アイドリッシュセブン』 - 六弥ナギ役
• - 『SPY×FAMILY』 - ロイド・フォージャー役

様々な媒体で活躍を続ける江口拓也は、個性豊かなキャラクターの声を通じて、多くのファンに愛されている声優の一人です。今後の活動にも大いに期待が寄せられています。

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