江戸川区役所

江戸川区役所の概要

江戸川区役所（えどがわくやくしょ）は、東京都に位置する特別地方公共団体である江戸川区の行政機関です。この役所は、地域の行政事務を行うための重要な施設です。

現在の庁舎について

現在の庁舎は1962年に完成し、当初の住居表示は江戸川区東小松川四丁目1421でしたが、その後の住居表示変更により現在の所在地である中央一丁目4-1に変更されています。長年にわたり区民へサービスを提供してきましたが、老朽化が進行しているため、更新が必要とされています。

新庁舎建設計画

老朽化のため、江戸川区では2013年から新しい庁舎の建設を検討してきました。新しい庁舎は船堀四丁目に移転する計画で、これにはいくつかの理由があります。第一に、現庁舎が新小岩駅から遠く、アクセスが不便であることです。また、庁舎の機能が分散していることも問題視されています。これらの課題を解決するために、新しい庁舎は都営新宿線船堀駅に近い位置に建設される予定です。

新庁舎の建設地は、都営新宿線船堀駅前に位置するタワーホール船堀の北側、以前の都営住宅跡地です。区はこの土地を都から取得し、現庁舎の跡地利用や基本構想を策定しました。2019年度には新庁舎建設の基本構想策定ための費用2665万円を予算案に盛り込むことに成功し、続いて基本計画が策定されました。2021年にはその内容が公表されています。

新庁舎はおよそ20階建てを予定しており、さらに市街地再開発事業により、新庁舎と再開発ビルの2棟を整備する計画です。また、都営新宿線船堀駅やタワーホール船堀と接続するデッキを整備し、歩行者の移動をより便利にする方針です。駐車場に関しては、水害時の浸水対策として地上の立体駐車場を計画しています。移転は2031年1月を予定しており、区民へのサービス向上が期待されます。

アクセス

江戸川区役所へのアクセスは、都営バスまたは京成バスを利用することができ、「江戸川区役所前」で下車します。

このように、江戸川区役所は地域の重要な行政機関として、より良いサービスを提供するための改変を進めています。新しい庁舎の完成により、利便性が向上し、さらなる地域活性化が期待されます。

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