江戸川区立南葛西第三小学校

江戸川区立南葛西第三小学校

江戸川区立南葛西第三小学校（えどがわくりつ みなみかさいだいさんしょうがっこう）は、東京都江戸川区南葛西5丁目に位置する公立の小学校です。この学校は、地域の子どもたちに確かな学力、豊かな心、健やかな体を育むことを目的として教育を行っています。

沿革

この学校の設立は1989年（平成元年）のことで、初代校長には横平正昭氏が就任しました。最初は南葛西第二中学校内に設置された事務室を活用し、南葛西小学校から分離して開校しました。1989年4月1日、記念すべき開校日に397名の児童を迎え入れ、13の学級で教育が始まりました。その後、6月には校歌と校章が制定され、11月には開校式典と施設完成の祭典が行われました。

学校の成長と変化は、様々な改修や新設によって形づくられていきました。例えば、1992年にはピロティの一部を図工室や視聴覚室に改装し、1993年には旧図工室を普通教室に改修しました。さらに、1995年には万葉庭園の落成式が行われ、自然環境に配慮した学びの場が提供されました。

開校10周年を迎えた1999年には記念式典が開催され、以降も20周年や30周年の節目を祝うイベントが行われています。特に、2020年には東京都から「オリンピック・パラリンピック教育アワード校」としての指定を受け、国際的なスポーツ精神を育む活動にも力を入れています。

教育目標

南葛西第三小学校では、教育目標として「確かな学力を育むこと」「豊かな心を育てること」「健やかな体をつくること」を掲げています。これらの目標に基づき、日々の授業や行事を通じて子どもたちの成長を支援しています。

通学区域

通学区域には、江戸川区南葛西5丁目（1番～9番、17番、18番）及び臨海町5丁目の全域が含まれています。これにより、地域に密着した教育環境が形成されています。

進学先中学校

この小学校からの主な進学先は江戸川区立南葛西第二中学校で、校区内に隣接しているため、子どもたちのスムーズな進学が可能です。

周辺環境

江戸川区立南葛西第二中学校や都営南葛西五丁目アパート、社会福祉法人えどがわ 南葛西おひさま保育園など、周囲には数多くの教育関連施設や住居が点在しています。また、葛西臨海公園も近くにあり、自然に親しむ環境も整っています。

アクセス

学校へのアクセスは非常に便利で、都営バスの「葛西21」や「西葛26」系統を利用することで、「南葛西第三小学校前」停留所に簡単に到達できます。特に、船堀駅や葛西駅方面からのバスは頻繁に運行されており、徒歩でも十分簡単に学校にアクセスできます。

江戸川区立南葛西第三小学校は、地域社会との連携を大切にし、子どもたちの未来を拓くための学びの場としての役割を果たしています。

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