江東区立数矢小
学校は、
東京都江東区富岡一丁目に所在する区立小
学校です。700名を超える児童が在籍し、地域に根ざした教育活動を展開しています。
概要
数矢小
学校は、全校児童数707名(2021年度)の中規模小
学校です。学年ごとの児童数は、1年生から順に123名、130名、119名、125名、115名、95名となっています。
学校の近隣には、富岡八幡宮や深川不動尊といった有名な神社仏閣があり、伝統と文化に触れやすい環境です。
校名の「数矢」は、江戸時代にこの地にあった三十三間堂で行われていた弓術競技「通し矢」(通称「大矢数」)に由来します。この競技は、射手が多数の矢を連続して射抜き、その数を競うもので、数矢小
学校の校名には、伝統を重んじ、目標に向かって努力する精神を育むという意味が込められていると考えられます。
沿革
数矢小
学校は、
1913年(
大正2年)
4月1日に数矢尋常小
学校として開校しました。その後、
関東大震災や第二次世界大戦といった困難な時代を乗り越え、地域の教育を支え続けてきました。
1913年(
大正2年):数矢尋常小
学校として開校
1923年(
大正12年):
関東大震災により校舎が全焼
1941年(
昭和16年):
国民学校令により、
東京府東京市数矢国民
学校と改称
1943年(
昭和18年):
東京都制施行により、
東京都数矢国民
学校と改称
1944年(
昭和19年):
学校給食開始、児童疎開実施
1945年(
昭和20年):東京大空襲で校舎の一部を残して焼失
1947年(
昭和22年):
学制改革により、
東京都江東区立数矢小
学校と改称
1977年(
昭和52年):校舎改築のため、深川二中へ移転
1979年(
昭和54年):校舎改築落成式典挙行
1990年(平成2年):防音・冷暖房施設設置
2007年(平成19年):95周年記念プレート設置
2015年(平成27年):オリンピック・パラリンピック教育推進校指定、
学校支援地域本部開設
2016年(平成28年):防球ネット設置、
校庭改修工事、
遊具新設
2021年(
令和3年):大規模改修・増築工事のため、南砂仮校舎へ移転、工事着工
2022年(
令和4年):大規模改修・増築工事完了
通学区域
数矢小
学校の通学区域は、以下の通りです。
平野2丁目(16番20号)
平野3丁目(2番12号)
深川2丁目(1番~11番)
冬木(1番~18番)
門前仲町2丁目(全域)
富岡1丁目(全域)
富岡2丁目(全域)
牡丹2丁目(全域)
古石場1丁目(8番~13番)
木場2丁目(7番~19番)
木場3丁目(全域)
木場4丁目(全域)
木場5丁目(4番~12番)
卒業後の主な進学先中
学校は、以下の通りです。
江東区立深川第二中
学校(平野・深川・冬木から通う児童)
江東区立深川第三中
学校(富岡・牡丹・門前仲町・古石場から通う児童)
江東区立東陽中
学校(木場から通う児童)
周辺情報
数矢小
学校の周辺には、以下の施設があります。
富岡八幡宮
鹿島神社・大鳥社
深川不動尊(成田山東京別院)
江東区役所富岡出張所
首都高速道路深川線
江東区立深川公園
交通アクセス
数矢小
学校へのアクセスは、以下の通りです。
東京メトロ東西線・
都営地下鉄大江戸線門前仲町駅(出口1)から徒歩約350m
都営バス「不動尊前」停留所、または「門前仲町」停留所から徒歩
著名な出身者
数矢小
学校の著名な出身者としては、以下の人物が挙げられます。
柿沢未途(衆議院議員)
関智一(声優)
富岡茂永(富岡八幡宮
宮司)
中村アン(女優)
関連情報
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