江浦郵便局

江浦郵便局の概要

江浦郵便局（えのうらゆうびんきょく）は、福岡県みやま市に所在する郵便局で、集配普通郵便局として設立されました。郵便局は地域の重要な通信手段として活動しており、民営化以前の業務形態からも多くの変遷を経て現在に至っています。具体的な住所は〒839-0299 福岡県みやま市高田町江浦町527です。

民営化の過程

民営化の直前における集配業務の再編において、多くの集配普通郵便局は統括センターとして再配置される中、江浦郵便局は配達センターとして位置づけられました。そのため、民営化後も郵便事業株式会社の支店は設置されず、集配センターが併設される形となりました。

沿革

江浦郵便局の歴史は1873年（明治6年）に始まり、当初は江ノ浦郵便取扱所として設立されました。1875年（明治8年）January 1日には江ノ浦郵便局（五等）として始まり、1885年（明治18年）には貯金業務を開始、1891年（明治24年）には為替取扱も開始しました。その後、名称が江浦郵便局に改称され、さまざまな業務が追加されていきました。1967年（昭和42年）には、渡瀬郵便局から和文電報配達業務の一部を移管され、1978年（昭和53年）には特定郵便局から普通郵便局へと改定されるなど、歴史的な出来事が続きました。

また、2000年（平成12年）には外国通貨の両替および旅行小切手の売買を開始し、2007年（平成19年）10月1日には民営化に伴い、業務の一部を併設された郵便事業大牟田支店江浦集配センターに移管しました。2012年（平成24年）には、新たに発足した日本郵便株式会社との統合により、江浦郵便局がその業務を引き継ぎました。

取扱業務

江浦郵便局では、さまざまなサービスを提供しており、主な取扱業務には郵便、印紙、ゆうパックや内容証明があります。そのほか、貯金や為替、振替、振込、国際送金、国債、投資信託などの金融サービスも充実しています。また、生命保険、バイク自賠責保険、自動車保険の取扱いや、ゆうちょ銀行ATMも設置されています。

さらに、江浦郵便局はみやま市内および柳川市内の一部地域の集配業務も手掛けており、地域の郵便ニーズに応えています。

周辺環境

江浦郵便局の近くにはみやま市立江浦小学校や矢部川などの施設があり、地域社会に密接に結びついています。また、郵便局へのアクセスも良好で、最寄り駅は西鉄天神大牟田線の江の浦駅から北へ約500m（徒歩約6分）、JR鹿児島本線の渡瀬駅からは北西へ約2.2km（徒歩約26分）となっています。駐車場も完備しており、12台分の駐車スペースがあります。

江浦郵便局は地域に密着して、さまざまな郵便と金融サービスを提供し続けており、今後も地域貢献活動を通じて市民の皆様に寄り添ったサービスを展開していくことが期待されます。

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