池田幸司 (キックボクサー)

池田 幸司



池田 幸司(いけだ こうじ)は、1997年6月30日生まれ、群馬県高崎市出身の日本のプロキックボクサー。ReBORN経堂に所属し、軽量級で活躍している。

経歴



幼少期に格闘技の世界に足を踏み入れた池田は、幼稚園年長(6歳)のときに母の勧めで極真会館川口道場に入門する。小学1年生からは極真会館群馬西支部で稽古を続け、小学3年生の時には群馬県極真空手道選手権大会で準優勝を果たすなど、早くから才能の片鱗を見せた。

しかし、高崎市立高松中学校時代はテニス部、群馬県立高崎高等学校時代は陸上部に所属し、学業や部活動に専念するため、一時的に格闘技から離れる期間を設ける。高校卒業後、日本大学商学部へ進学するために上京すると、大学3年次にキックボクシングジム「ReBORN経堂」の門を叩き、本格的に格闘技を再開した。

大学時代には、格闘家の卵たちが競い合うリアリティ番組「格闘代理戦争」に出演し、その存在を知られるようになる。アマチュアキックボクシングでは10戦全勝という完璧な成績を残し、大学対抗の大会であるK-1カレッジ2019の-55kg部門で王者となる輝かしい実績を積み上げ、Krushの舞台でプロキャリアをスタートさせた。

プロキャリア



プロ転向後、軽量級の注目株としてKrushのリングで活躍。特にバンタム級(-53kg)戦線で頭角を現す。

第8代Krushバンタム級王座獲得



2022年3月26日、第7代Krushバンタム級王者であった壬生狼一輝とのタイトルマッチに挑戦。一進一退の攻防が繰り広げられる接戦となったが、僅差の判定を制し、悲願であったKrushバンタム級王座を獲得した。この勝利により、彼は群馬県出身者としては二人目となるKrushのチャンピオンとして歴史に名を刻んだ。

K-1横浜武道館大会での勝利



Krush王者として迎えた2023年6月3日のK-1横浜武道館大会では、ペットモンコン・スーンキラーフォイトムと対戦。この試合も白熱した展開となり、本戦では決着がつかず延長ラウンドへ突入。激しい打ち合いの末、2-1のスプリット判定で勝利を掴み、タイの強豪を破る貴重な一勝を挙げた。

王座返上と階級変更



Krushバンタム級王者として防衛戦も経験したが、2024年4月26日、スーパーバンタム級(-55kg)への階級転向を決断。それに伴い、保持していたKrushバンタム級王座を返上することを発表した。今後は新たな階級でさらなる高みを目指す。

獲得タイトル



第8代Krushバンタム級王者
K-1カレッジ2019 -55kg王者
WMC JAPAN アマチュア - 54kg王者

主な戦績・表彰



群馬県極真空手道選手権大会北関東選手権大会 準優勝
K-1AWARDS2022 Krush最高試合賞(壬生狼一輝戦)
プロキックボクシング戦績(詳細省略)
アマチュアキックボクシング戦績(詳細省略)

メディア出演



ウェブテレビ: 格闘代理戦争 (ABEMA)
テレビ: ヒロミ・指原の恋のお世話始めました (テレビ朝日)

外部リンク



池田幸司 (@kojikeda0630) - X(旧Twitter)
池田幸司 (@kg.co.ji) - Instagram
K-1 選手データ

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。