決心/夢狩人

シングル「決心／夢狩人」について

1985年4月5日にリリースされた「決心／夢狩人」は、岩崎宏美の36枚目のシングルであり、彼女にとって特別な意義を持つ作品となりました。このシングルは、岩崎がこれまで所属していた芸映プロダクションから独立して初めてのリリースであり、その意味でもファンにとって注目の一枚でした。

このシングルは「両A面」として位置づけられ、二つの楽曲が収録されています。具体的には、表側が「決心」、裏側が「夢狩人」という形で、ジャケットもそれに合わせたデザインになっています。ジャケットは二つ折り形式で、その独自のデザインはリリース当時、多くのファンの目を引きました。

両曲ともがカメリアダイヤモンドのCMソングとして使用され、広く親しまれることとなりました。特に「決心」では、力強い歌詞とメロディが多くのリスナーに感動を与え、岩崎の歌手としての新たなスタートを象徴しています。

このシングルの収録曲について詳しく見ていきましょう。まず「決心」は、作詞を山川啓介が担当し、編曲は萩田光雄によって行われました。この楽曲は、岩崎の歌声が持つ表現力を引き出すような素晴らしいメロディラインが特徴です。続く「夢狩人」は、松井五郎による歌詞と、奥慶一による編曲が施されています。両曲共に、岩崎音楽の魅力を存分に発揮した楽曲たちです。

また、1985年5月30日にはTBSテレビの人気番組『ザ・ベストテン』に出演し、実妹である岩崎良美と共演しました。この時、良美が「タッチ」を歌った後、宏美は「決心」を1番だけ披露し、観客の耳を魅了しました。特に良美との共演は、ファンにとって思い出深い瞬間となったことでしょう。

さらに、このシングルは1985年末に開催された「第36回NHK紅白歌合戦」にもてらいされ、岩崎宏美の存在感を再確認する機会となりました。このように、「決心／夢狩人」は、岩崎のキャリアにおいて重要なターニングポイントを示す作品として、多くの人々に受け入れられました。

総じて、「決心／夢狩人」は1985年の音楽シーンの中で、岩崎宏美の新たな一歩を象徴するシングルであり、多くのファンからの支持を受け続けています。彼女の情熱と才能が詰まったこの作品に、ぜひ耳を傾けてみてください。

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