沖縄キリスト教学院大学

沖縄キリスト教学院大学について

沖縄キリスト教学院大学（おきなわキリストきょうだいがく、Okinawa Christian University）は、沖縄県中頭郡西原町に位置する私立大学です。この大学は、2004年に創立され、大学設置が認可され、特にキリスト教の教えを基にした教育が行われています。略称は「沖キリ」または「キリ学」として知られています。また、沖縄キリスト教短期大学からの流れを受け継いでおり、そのため「キリ短」と呼ばれることもあります。

沿革

この大学の起源は1957年に遡ります。沖縄キリスト教団によって沖縄キリスト教学院が設立され、初代の代表者である仲里朝章牧師により、沖縄キリスト教団首里教会で教育が開始されました。その後、1957年には各種学校として認可され、1959年には財団法人としての設立が認可されました。仲里朝章牧師が初代理事長兼学長として就任し、以降の発展が始まりました。

1966年にはキリスト教学校教育同盟に準加盟し、1967年には学校法人へと組織変更が認可され、1969年には正式に同盟に加盟しました。大学設置は2003年に承認され、2004年4月には人文学部英語コミュニケーション学科が開かれ、初代学長には神山繁實教授が就任しました。

その後、2007年には大学院の設置が認可され、2008年には異文化コミュニケーション学研究科が開設され、初代研究科長にもRandolph H. Thrasher教授が就任しました。さらに、2009年には創立50周年を迎え、記念行事としてSHALOM会館の供用開始が行われ、2022年にはユニオン・中庭の改修がありました。

学部と大学院

沖縄キリスト教学院大学には、人文学部が存在し、現在は英語コミュニケーション学科と2024年4月に開設予定の観光文化学科があります。大学院には異文化コミュニケーション学研究科があり、異文化コミュニケーション学専攻があります。

大学の関係者

現在の学長は神山繁實教授であり、過去にはRandolph H. Thrasher教授が第2代学長を務めていました。

交通アクセス

大学へのアクセスは、那覇バスの97番・琉大（首里）線を利用し、キリスト教短大入口バス停で下車後、徒歩約5分となります。

国際学術交流

沖縄キリスト教学院大学は、アメリカ、台湾、中国の複数の教育機関と国際学術交流協定を結んでいます。具体的には、カピオラニコミュニティカレッジ（アイオワ州）、ポートランド・コミュニティ・カレッジ（オレゴン州）、カウアイ・コミュニティ・カレッジ（ハワイ州）、長栄大学（台湾）、華中師範大学（中国）、深圳大学（中国）などがあります。

まとめ

教育の基盤にキリスト教の教えを持つ沖縄キリスト教学院大学は、地域に根ざしながら国際的な視野を持つ人材を育成しています。今後の発展と新たな取り組みに期待が寄せられています。

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