河内長野市消防本部

河内長野市消防本部について

河内長野市消防本部は、大阪府河内長野市全域を管轄区域としていた消防組織です。1965年3月30日に発足し、市民の安全を守るために活動してきました。しかし、2024年4月1日、柏原羽曳野藤井寺消防組合に吸収合併され、大阪南消防組合の一部署となりました。本記事では、河内長野市消防本部の歴史、組織、管轄区域、保有車両などについて詳しく解説します。また、組織再編後の動向についても言及します。

概要

• - 消防本部所在地: 河内長野市小山田町1663-3
• - 管内面積: 109.61平方キロメートル
• - 職員定数: 120人
• - 消防署: 1ヶ所
• - 出張所: 2ヶ所

主力機械 (2021年4月1日現在)

• - 普通消防ポンプ自動車: 1
• - スモールタンク車: 5
• - はしご付消防自動車: 2
• - 高規格救急自動車: 5
• - 救助工作車: 1
• - 指揮車: 1
• - 署指揮車: 1
• - 本部指揮車: 1
• - 査察車: 1
• - 予防車: 1
• - 多目的搬送車: 2
• - 人員資機材搬送車: 1
• - 隊員輸送車: 1

沿革

• - 1965年3月30日: 河内長野市消防本部・河内長野市消防署を設置、消防・救急業務を開始
• - 1967年: 化学消防自動車を消防署に配備
• - 1971年: 屈折はしご付消防自動車を消防署に配備
• - 1979年: はしご付消防自動車を消防署に配備
• - 1980年: 北出張所を開設、消防・救急業務を開始
• - 1983年: 南出張所を開設、消防業務を開始
• - 1984年: 照明車を北出張所に配備
• - 1987年: 南出張所で救急業務を開始
• - 1988年: 消防本部が市役所現庁舎へ移転
• - 1991年: 救助工作車を消防署本署に配備
• - 1995年: 高規格救急自動車を消防署本署に配備、救急救命士が業務を開始
• - 1997年: 高規格救急自動車を南出張所に配備
• - 2001年: 高規格救急自動車を北出張所に配備
• - 2003年: 南出張所で新消防通信指令システムの運用を開始
• - 2014年: 消防署本庁舎の新築移転に伴い、消防本部も市役所から新庁舎へ移転
• - 2024年4月1日: 大阪南消防組合に吸収合併。

- 河内長野消防署は「大阪南消防組合河内長野消防署」に改称
- 北出張所は「大阪南消防組合河内長野消防署千代田出張所」に改称
- 南出張所は「大阪南消防組合河内長野消防署南花台出張所」に改称

組織

• - 本部: 消防総務室

- 消防総務課
- 予防課
- 警防課

• - 消防署:

- 警備第1課
- 警備第2課
- 警備第3課

脚注

• - 参考文献: 平成28年消防情勢（[河内長野市]]消防本部）
• - 外部リンク: [大阪南消防組合　河内長野消防署について

組織再編後の動向

2024年4月1日の組織再編により、河内長野市消防本部は大阪南消防組合の一部署となりました。これにより、管轄区域や消防署・出張所の配置は維持されたものの、組織運営は大阪南消防組合の方針に沿って行われることになります。住民にとっては、これまでと変わらず消防・救急サービスを利用できますが、広域的な消防体制の一環として、より効率的かつ効果的な活動が期待されます。

この再編は、消防組織の広域化を推進する国の政策に沿ったものであり、人員や資機材の効率的な運用、高度な救助・救急活動の提供を目指すものです。今後も、地域住民の安心・安全を確保するため、大阪南消防組合として連携を強化し、質の高い消防サービスの提供が続けられるでしょう。

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