泊居駅

泊居駅（Tomari Station）

泊居駅（とまりおるえき、ロシア語: Томари）は、かつて樺太の泊居郡泊居町に存在した駅です。樺太西線と王子泊居軌道の接続駅として機能していました。現在はロシア鉄道公開株式会社の極東鉄道支社によって運営されています。

歴史

1918年（大正7年）6月: 大栄炭鉱の開山に伴い、王子泊居軌道が開業しました。
1930年（昭和5年）11月1日: 樺太庁鉄道西海岸線の追手駅 - 泊居駅間が開業。
1937年（昭和12年）12月1日: 泊居駅 - 久春内駅間が延伸開業しました。
1943年（昭和18年）4月1日: 南樺太の内地化に伴い、鉄道省に移管。王子泊居軌道が旅客営業を開始しました。
1945年（昭和20年）8月: ソ連軍が南樺太へ侵攻、占領。駅を含む全線がソ連軍に接収されました。
1946年（昭和21年）
2月1日：日本の国有鉄道の駅としては廃止。
4月1日：ソ連国鉄に編入。駅名はロシア語で「トマリ(Томари)」となりました。

運行状況

日本統治時代

上り：本斗駅行きと真岡駅行きがそれぞれ2本運行。
下り：久春内駅行きが3本運行。

2023年4月現在

ユジノサハリンスク行きが1日1本運行。
ホルムスク行きが月・金・土に1日2本運行。

駅周辺

泊居町役場（当時）
王子製紙泊居工場（当時）

隣の駅

鉄道省樺太鉄道局 樺太西線

杜門駅 - 泊居駅 - 苫虫駅

ギャラリー

(画像は省略)

脚注

（脚注は省略）

もう一度検索