波多江孝文

波多江孝文（はたえ たかふみ）

波多江孝文（1950年10月19日生まれ）は、東京都目黒区出身のフリーアナウンサーであり、元琉球放送、ニッポン放送のアナウンサーです。かつてはニッポン放送の編成局制作部特別職、株式会社ダイアナの常務取締役・顧問、エル・ファクトリーを経て、現在はリベルタに所属し、イベントプロデューサーとしても活動しています。アナウンサー時代のマイクネームは「はた金次郎」→「はたえ金次郎」で、愛称は「はた金」として親しまれていました。血液型はA型です。

経歴

1972年に琉球放送にアナウンサーとして入社。柳卓、小山康昭と共に沖縄のラジオ人気を支え、『飛び出せ!全国DJ諸君』の1977年度コンクールでグランプリを受賞しました。1978年にニッポン放送に移籍し、1979年4月にはマイクネームを公募。「金太郎のように丸い顔だが、どちらかと言えば金太郎の弟分のようだ」という理由から「はた金次郎」に改名しました。1984年以降は「はたえ金次郎」として、音楽番組や夕方の情報番組などを担当。パーソナリティを務める傍ら、ラジオ番組の企画や音楽プロデュースにも携わりました。

2000年6月にニッポン放送を退社し、フリーアナウンサーに転身。2009年7月24日には、琉球放送（RBCiラジオ）の「団塊花盛り!」にサプライズゲストとして出演。その後も沖縄県を訪れる際には、かつての同僚が担当する番組に出演したり、同局開局60年記念の深夜番組「ご存知! 深夜大学」の復刻版を放送したりしました。

1980年前後には、日曜深夜の放送終了直前の時間帯に『はた金のオールナイトニッポン電話リクエスト』を担当。国内外のポップスの新譜やリクエスト曲をかけ、番組後半には国内外のランキングを発表。ランキングはスポンサーである新星堂からも投票可能でした。エンディング曲は、自身が結成した「HATAKIN&YMG」の「Good Night My Lovely Girl」でした。

『大入りダイヤルまだ宵の口』のパーソナリティ時代には、同じ番組のパーソナリティだったくり万太郎と「スイートポテト」というユニットを結成し、1979年2月にキャニオンレコードからシングル「真冬の帰り道」（B面「一人になれるかい」）を発売。1982年2月5日には、山中のりまさ、村上秀一、後藤次利と組んだ「HATAKIN&YMG」としてシングル「SEASON」をビクターから発売。『文夫と明子のラジオビバリー昼ズ』のプロデューサーを務めていた1990年には、松本明子の歌った「アッコちゃん音頭」を「HATAKIN」名義で作曲しました。

その他、松田聖子とのデュエットソング「シンデレラ騎士（ナイト）」をリリースするなど、人気歌手とのデュエットや音楽プロデュースを数多く手掛けています。

過去の出演番組

琉球放送

ご存知! 深夜大学（ラジオ、番組内で「はた坊」と呼ばれていました）
聴いた！ 見た！ 話した！ アナウンサーたちの沖縄復帰 (2022年5月16日)
RBCニュース（テレビ・ラジオとも）
その他、主にラジオ出演

ニッポン放送

日立ミュージック・イン・ハイフォニック （ニッポン放送移籍後、初のレギュラー担当。「はた金次郎」改名後も、この番組は「波多江孝文」名義の出演を継続）
大入りダイヤルまだ宵の口（高島ヒゲ武の後任。この番組の途中から「はた金次郎」に改名）
味の素サウンドネットワーク・ポップステップ踊らにゃSong Song
ザ・パンチパンチパンチ
はた金次郎のオールナイトニッポン電話リクエスト
不二家歌謡ベストテン
ラジオまんぱくコミック・ザ・ベストテン
ラジオまんぱくラジメーション'81
ラジオアニメック・決定!アニメ最前線
はたえ金次郎の夕焼け一丁目（この番組から、「はたえ金次郎」に改名）
サンサンサンデー はた金です!
そこまでいうか! はたえ金次郎の熱血!正義の60分（北海道放送向け裏送りの火曜日パーソナリティ）
マジカルミュージックツアーカウントダウン2000（この番組から再度、本名の「波多江孝文」に戻した）
高嶋ひでたけの特ダネラジオ 夕焼けホットライン → 上柳昌彦 ごごばん!内の快適生活ラジオショッピング 2010年1月12日 - 2011年12月30日

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