津和野エクスプレス

津和野エクスプレスの概要

津和野エクスプレスは、大阪市と神戸市から、浜田市、益田市、津和野町へ向かう夜行の高速バスです。1日おきに運行されており、全ての便は座席指定制となっています。このため、乗車を希望する際には事前にチケットを購入する必要があります。2024年3月現在、新型コロナウイルスの影響により、運行は休止中ですが、今後の再開が期待されています。

歴史

津和野エクスプレスは1989年3月24日に運行を開始しました。その後、2006年4月には神戸三宮を経由するルートに改変され、さらに2008年7月1日には大阪側での停留所として、阪急三番街高速バスターミナルが追加されました。これにより、バスの利便性が向上し、多くの利用者に支持されています。

運行会社

このバスは、主に阪神バスと石見交通によって運行されています。阪神バスの尼崎営業所（浜田車庫）が主な運行を担当しており、神戸ナンバーのバスが使用されています。阪神バスが担当する便は、同社の高速バス統一名称「サラダエクスプレス」として運行されているのが特徴です。また、石見交通の益田営業所も関与しており、繁忙期には関連会社のイワミツアーが続行便を運行することがあります。

停車停留所

津和野エクスプレスは、停車する各停留所間での相互乗降はできない設定になっています。主な停留所は、大阪梅田（阪急三番街高速バスターミナル）、大阪梅田（ハービスOSAKA）、神戸三宮（三宮バスターミナル）、旭IC、金城、浜田駅、三隅（JA前）、益田駅、日原（道の駅）、津和野駅などです。これらの停留所は、地域の重要な交通結節点として多くの利用者の移動を支えています。

運行回数

運行は夜行便が1往復行われており、旅行者にとって便利な夜間移動の手段を提供しています。

車両

使用される車両は、石見交通と阪神バスが共同で3列シートを備えたスーパーハイデッカー車を利用しており、化粧室も完備されています。イワミツアーが担当する続行便については、通常の4列シート貸切車が使用され、その車体には行先の表示と石見交通からの受託運行である旨が記載されているため、乗客は安心して利用できます。

車内設備

乗客の快適さを考慮した充実した車内設備が整えられています。3列シートに加え、トイレ、おしぼり、毛布、スリッパ、お茶などが提供されており、長時間の移動も快適に過ごせるよう配慮されています。

まとめ

津和野エクスプレスは、大阪と神戸から山陰地方へ向かう重要な交通手段として多くの人々に利用されてきました。今後の運行再開が待たれる中、快適な設備を備えたこのバスは、旅行者にとって最適な移動手段であることに変わりはありません。

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