津江山系県立自然公園

津江山系県立自然公園

概要

津江山系県立自然公園は、大分県西部の津江山系に位置する県立自然公園で、1951年（昭和26年）3月30日に指定されました。福岡県、熊本県との境界付近に広がり、総面積は16,246haに及びます。2005年度には年間10万人もの利用者が訪れ、その豊かな自然が多くの人々に親しまれています。

公園の中心となるのは、津江三山と呼ばれる釈迦岳（標高1,231m）、御前岳（標高1,211m）、渡神岳（標高1,150m）をはじめ、酒呑童子山（標高1180.5m）などの山々です。これらの山々は、シオジ、ブナ、ミズナラなどの原生林に覆われ、四季折々の美しい景観を見せてくれます。

自然

津江山系は、豊かな自然に恵まれており、多種多様な動植物が生息しています。特に、ブナやミズナラの原生林は、その美しさから訪れる人々を魅了します。また、山間部には清らかな渓流が流れ、豊かな生態系を育んでいます。春には新緑が美しく、秋には紅葉が山々を彩ります。

区域内の自治体

公園の区域内には、日田市が含まれます。

主要な景勝地・文化財

御前岳湧水：日田市前津江町柚木にあり、「豊の国名水15選」にも選ばれています。
椿ヶ鼻ハイランドパーク：日田市前津江町大野に位置し、自然を満喫できるレジャースポットです。
権現滝：日田市前津江町柚木にあり、美しい滝の景観を楽しめます。
鯛生金山：日田市中津江村合瀬にあり、かつて栄えた金山の歴史を学べます。
伝来寺庭園：日田市中津江村栃野に位置し、大分県指定の名勝となっています。
上津江シャクナゲ公園：日田市上津江町川原にあり、シャクナゲの花が咲き誇る美しい公園です。

アクセス

津江山系県立自然公園へは、日田市から車でのアクセスが便利です。公園内には、ハイキングコースやキャンプ場などの施設も整備されており、自然を満喫することができます。

その他

公園内では、四季折々の自然を楽しむことができるため、一年を通して多くの観光客が訪れます。特に、紅葉の時期には、山々が色鮮やかに染まり、素晴らしい景観を楽しむことができます。

関連情報

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外部リンク

大分県の公式サイト'>津江山系県立自然公園 - 大分県
* 大分県の公式サイト'>自然公園法及び県立自然公園条例に基づく自然公園指定区域 - 大分県

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