津軽二股駅

津軽二股駅：津軽線と北海道新幹線を結ぶ駅

津軽二股駅は、青森県東津軽郡今別町に位置するJR東日本津軽線の駅です。隣接する北海道新幹線奥津軽いまべつ駅とは別駅扱いですが、連絡駅としての役割を担っています。

歴史

1958年：国鉄津軽線の駅として開業
1968年：貨物取り扱い廃止
1970年：簡易委託化
1987年：国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる
1988年：隣接する津軽今別駅（現奥津軽いまべつ駅）が開業
1997年：駅舎跡地に「道の駅いまべつ」がオープン
2016年：北海道新幹線開業に伴い、奥津軽いまべつ駅が開業し、連絡駅となる
2022年：大雨による被害で運休
2024年：えきねっとQチケサービス開始
2027年：津軽線の一部区間廃止に伴い廃止予定

開業から半世紀以上が経過し、時代の変化とともにその役割も変化してきました。

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅で、かつては島式ホーム1面2線でした。無人駅で、道の駅いまべつに待合室があります。きっぷ類は隣接する奥津軽いまべつ駅で購入可能です。

北海道新幹線（海峡線）との乗換

奥津軽いまべつ駅とは隣接しており、乗り換えが可能ですが、別会社路線のため、乗車券は別々に購入する必要があります。運賃も通算されません。

かつては、「青春18きっぷ 北海道新幹線オプション券」の利用者が、本州側発着駅の奥津軽いまべつ駅で乗り換える必要がありましたが、2024年度冬季からは新青森駅発着に変更されたため、奥津軽いまべつ駅での乗降はできなくなりました。

駅周辺

駅の目の前には「道の駅いまべつ」があり、休憩や買い物に便利です。

隣の駅

* JR東日本 津軽線：大平駅 - 津軽二股駅 - 大川平駅

まとめ

津軽二股駅は、津軽線と北海道新幹線を結ぶ連絡駅として、重要な役割を果たしています。駅自体は無人駅ですが、道の駅いまべつに待合室があり、列車の待ち時間を快適に過ごすことができます。鉄道ファンだけでなく、観光客にとっても立ち寄りやすい駅です。

2027年には廃止が予定されていますが、それまでの間、地域の足として、そして新幹線へのアクセス駅として、その役割を果たし続けるでしょう。

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