浅間敬太

浅間敬太：波乱のプロ野球人生と引退後の転身

浅間敬太は、1984年8月19日、千葉県千葉市に生まれた元プロ野球選手です。左投左打の投手として、千葉ロッテマリーンズで活躍しました。

プロ入り前

小学校時代を愛知県名古屋市で過ごした後、千葉市立みつわ台中学校、敬愛学園高等学校に進学しました。高校時代は、2年秋に関東大会に出場しましたが、初戦でサヨナラ負けを喫しました。3年夏の県大会ではベスト8に進出しました。2002年のドラフト会議で、熱烈なファンであった地元球団の千葉ロッテマリーンズから3巡目で指名を受け、プロ野球の世界へと足を踏み入れました。

プロ入り後

2003年7月19日、プロ初登板を果たしました。7月23日には、初先発のマウンドに上がりましたが、1/3回を3失点とほろ苦いデビューとなりました。この試合が、結果的に一軍での最後の登板となりました。高卒ルーキーが一軍で先発したのは、チームでは榎康弘以来12年ぶりのことでした。シーズン後、新加入のベニー・アグバヤニが背番号50を希望したため、背番号を13に変更しました。

2004年には、オープン戦の開幕投手を務めました。2005年は、イースタンリーグでチーム唯一の規定投球回に到達しましたが、一軍での登板機会はありませんでした。2006年は左肘の故障に苦しみ、一軍はおろか二軍でも登板することができませんでした。2007年に怪我から復帰したものの、二軍での成績も振るわず、制球難も改善されず、この年も一軍登板は叶いませんでした。

2008年、開幕前に左手中指を骨折し、復帰後も二軍での防御率は27.00と低迷しました。10月1日に戦力外通告を受け、現役引退を決意しました。自身のブログで、12球団合同トライアウトは受けず、会社員として働く意向を表明しました。故障に悩まされたことと、年々調子が下降線を辿っていたことから、戦力外通告を受けた際には安堵したと述べています。

引退後

2009年からは、ソニー生命保険で会社員として新たな道を歩んでいます。

詳細情報

初登板: 2003年7月19日、対福岡ダイエーホークス戦（千葉マリンスタジアム）。9回表1死に4番手で救援登板し、2/3回を無失点に抑えました。
初先発: 2003年7月23日、対大阪近鉄バファローズ戦（千葉マリンスタジアム）。1/3回を3失点という結果に終わりました。
背番号:
50 (2003年)
13 (2004年 - 2008年)

記録

初登板：2003年7月19日、対福岡ダイエーホークス16回戦（千葉マリンスタジアム）、9回表1死に4番手で救援登板、2/3回を無失点
初先発：2003年7月23日、対大阪近鉄バファローズ17回戦（千葉マリンスタジアム）、1/3回を3失点

外部リンク

個人年度別成績 浅間敬太 - NPB.jp 日本野球機構
選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan), The Baseball Cube
浅間敬太 (@keita_asama) - Instagram
* 『浅間ケイタリング』〜千葉ロッテマリーンズ 浅間敬太のコトバ〜

浅間敬太のプロ野球人生は、怪我との闘いでもありました。しかし、その経験を糧に、引退後は会社員として新たなキャリアを築いています。

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