浙江外国語学院

浙江外国語学院について

浙江外国語学院（せっこうがいこくごがくいん）は、中国の浙江省杭州市に位置する公立大学です。この大学は1955年に設立され、2010年に現在の名称に改称されました。大学の略称は「浙外」で、広範な留学生受け入れや多様な言語教育に力を入れています。2020年時点で、キャンパスは555.5畝もの広さを持ち、建物面積は17.2万平方メートルに達しています。学生数は約8500人、教職員は約500人の規模です。

歴史

浙江外国語学院は、1955年に浙江省教師進修学校としてスタートしました。同年8月に教育庁により浙江省教師進修学院の設立が決定し、1956年7月には正式に発展した形で設立されました。当初は、中等教育の研究や教員の育成を目的とした機関でしたが、1958年には「浙江文教学院」へと名称が変更されました。1990年代には教育体制の見直しが行われ、1982年には高師業余本科班が、1984年には函授本科教育が設立されました。

文化大革命後の1978年には再建が行われ、時間の経過と共により多様な学問を提供するようになりました。2010年には「浙江第二師範学院」と改名され、同年4月には現在の「浙江外国語学院」に堂々と改称されました。

基礎データ

浙江外国語学院の所在地は浙江省杭州市西湖区留和路299号であり、大学の校訓は「明徳弘毅、博雅通達」です。また、大学には専用の校歌があり、作曲は翁持更によってなされています。

学部・学院

浙江外国語学院は、日本の大学で言う学部に相当する「学院」と「系」に分かれています。具体的には、次のような学院があります：

• - 英語語言文化学院
• - 東方語言文化学院
• - 西方語言文化学院
• - 国際経済と観光管理学院
• - 中国語言文化学院
• - 教育学院
• - 科学技術学院
• - 芸術学院

さらに、附属機関として付属図書館があり、全館の蔵書数は約93.35万冊にのぼります。

人物

大学の学長は洪崗、党委書記は宣勇が就任しています。歴代の学長や党委書記の情報も定期的に更新されています。

公式リンク

詳しい情報は大学の公式ウェブサイトにて確認できます。浙江外国語学院は、国際化が進む現代社会において、異文化理解とコミュニケーション能力を養う重要な役割を果たしています。

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