浜崎朱加

浜崎朱加：日本の女子総合格闘界を代表するファイター

1982年生まれの浜崎朱加選手は、日本の女子総合格闘技界を代表する選手の一人です。山口県出身で、AACC所属。卓越したグラップリング技術と強靭な精神力で、国内外の舞台で数々のタイトルを獲得し、世界ランキングでも常に上位を維持してきました。

柔道から総合格闘技へ

高校から柔道を始め、全日本ジュニア[[柔道体重別選手権大会]]で準優勝を果たすなど、輝かしい実績を残しました。しかし、膝の怪我により柔道を断念。その後、スポーツインストラクターとして働きながら、総合格闘技と出会います。2009年、アマチュア修斗選手権で優勝、そして2009年10月にはプロデビューを果たします。

国内での活躍：JEWELSでのタイトル獲得

JEWELSでは、ライト級女王決定トーナメントを制覇し、初代王座に輝きました。その後も、ハム・ソヒ選手との死闘を制するなど、圧倒的な強さでタイトルマッチを連勝し、国内トップ選手としての地位を確立しました。

世界への挑戦：Invicta FCでの活躍

2012年には、アメリカのMMA団体Invicta FCに参戦。世界トップレベルの選手たちと対戦し、アトム級王座を獲得。防衛戦も成功させ、世界的な知名度を高めました。しかし、階級変更や怪我の影響もあり、王座返上。

RIZINでの活躍とタイトル獲得

2018年、RIZINに参戦。初代RIZIN女子スーパーアトム級王座決定戦で勝利し、王座に就きます。その後も、浅倉カンナ選手との再戦やハム・ソヒ選手との三度目の対戦など、数々の激戦を経験。幾度となく王座の獲得、陥落、そして王座奪還を繰り返しながら、日本のトップ選手として活躍を続けています。

世界ランキング

長年にわたって、アメリカの老舗MMAサイトSHERDOGやFight Matrixの世界ランキングで常に上位にランクイン。特に、2017年から2019年、そして2021年にはSHERDOG世界女子アトム級ランキングで1位に輝き、世界トップレベルの実力を証明しました。2023年12月現在も世界ランキング3位と、その強さは健在です。

怪我からの復帰と今後の展望

近年は、怪我による長期離脱を経験しましたが、持ち前の強い意志でリハビリに取り組み、復帰を目指しています。理学療法士としての知識・経験を生かし、自身の怪我の克服にも取り組んでいる点は注目に値します。2024年11月には復帰戦が予定されており、今後の活躍に期待が高まります。

まとめ

浜崎朱加選手は、柔道で培った技術と、総合格闘技で磨いた強靭な精神力、そして理学療法士としての知識を活かし、世界を舞台に活躍を続けるトップアスリートです。数々のタイトル獲得、世界ランキング上位常連、そして幾多の困難を乗り越えてきた経験は、多くのファンに感動と勇気を与え続けています。今後の活躍に期待しましょう。

タイトル

第16回全日本アマチュア修斗選手権 女子バンタム級 優勝 (2009年)
JEWELSグラップリングルール -52kg 1Dayトーナメント 優勝 (2010年)
初代JEWELSライト級王座 (2010年)
第4代Invicta FC世界アトム級王座 (2015年)
初代RIZIN女子スーパーアトム級王座 (2018年)
第3代RIZIN女子スーパーアトム級王座 (2020年)

もう一度検索