浦和所沢バイパス

浦和所沢バイパスについて

浦和所沢バイパスは、埼玉県さいたま市浦和区の北浦和駅入口交差点から、所沢市の宮本町交差点に至る幹線道路です。この道路は、国道463号の本線、埼玉県道215号宗岡さいたま線の本線、そして国道254号のバイパスとしての役割を担っています。地域住民からは「浦所バイパス」や、さいたま市内では「埼大通り」とも呼ばれ親しまれています。

道路の構成

このバイパスは、かつて主要地方道16号浦和所沢線のバイパスとして建設されました。その後、国道463号に昇格し、現在の形となりました。

• - 起点: 埼玉県さいたま市浦和区 北浦和駅入口交差点
• - 終点: 埼玉県所沢市 東新井町交差点
• - 車線数: 基本的に4車線（片側2車線）ですが、一部区間では車線数が異なります。

- さいたま市内: 大半が2車線、一部4車線
- 志木市から所沢市牛沼交差点まで: 4車線
- 牛沼交差点から若松小学校入口交差点まで: 3車線（下り方向のみ2車線）
- 若松小学校入口交差点以西: 2車線

交通規制

• - 法定速度:

- 60km/h (下大久保交差点 - 牛沼交差点)
- 50km/h (北浦和駅入口 - 下大久保交差点、牛沼交差点 - )

• - 駐停車禁止: 全線
• - 追い越し禁止: 北浦和駅入口 - 下大久保交差点、牛沼交差点 - の区間では、追い越しのための車線はみ出しが禁止されています。

通過する市町村

• - 埼玉県

- さいたま市（浦和区 - 中央区 - 桜区）
- 志木市
- 富士見市
- 入間郡三芳町
- 新座市
- 所沢市

歴史

• - 1981年8月1日: 国道254号富士見川越有料道路の開通に伴い、富士見有料入口交差点 - 英IC間が国道254号のバイパス[[道路]]となる。
• - 1993年4月1日: 国道463号に昇格。
• - 2009年8月1日: 富士見川越有料道路が無料開放され、名称が「富士見川越バイパス」に変更。富士見有料入口交差点は「下南畑」交差点に改称。

交差する主な道路と鉄道・河川

• - 鉄道:

- 武蔵野線大宮支線（北浦和公園付近の地下）
- 東北新幹線・上越新幹線、埼京線
- 東武東上本線

• - 河川:

- 鴻沼川
- 鴨川
- 荒川
- 新河岸川

沿線の主な施設

• - さいたま市浦和区:

- 北浦和駅
- 北浦和公園

• - さいたま市中央区:

- 南与野駅

• - さいたま市桜区:

- 埼玉大学
- 秋ヶ瀬公園

• - 富士見市:

- 富士見市運動公園
- さくら記念病院
- 恵愛病院
- 富士見市立針ヶ谷小学校

• - 新座市:

- 西武台新座中学校・西武台高等学校

• - 所沢市:

- 所沢カルチャーパーク
- 所沢自動車検査登録事務所
- 所沢市立若松小学校

接続するバイパスの位置関係

• - 国道254号:

- (東京方面) 新座バイパス - 浦和所沢バイパス - 富士見川越バイパス (松本方面)

主な渋滞区間

• - さいたま市区間:

- 新大宮バイパスとの交差点周辺。
- 都市計画道路町谷本太線（市役所通り）が全通したことで、迂回が可能となり、渋滞緩和に寄与しています。

• - 所沢市区間:

- 若松小学校入口交差点から東新井町交差点への西行。車線減少による合流渋滞が発生。
- 西新井町交差点付近。

注意点

• - 所沢警察署管内では、追突事故が多発しています。特に所沢ICから関越道を利用した車が、一般道の運転感覚を取り戻せないまま追突するケースが多く見られます。

関連情報

• - 埼玉県道・東京都道179号所沢青梅線: かつて浦和所沢バイパスに対する本線であった道路。
• - 道場三室線: 浦和所沢バイパスの代替として建設中の都市計画道路。

このバイパスは、地域住民の生活を支える重要な道路として、今後もその役割を果たしていくでしょう。

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