浦嶋嶺至

浦嶋嶺至（うらしま れいじ）は、1964年8月2日生まれの日本の漫画家、イラストレーターです。東京都に在住し、主に男性向けの成人漫画を制作しています。過去には浦島礼仁、浦嶋礼仁というペンネームを使用していました。これらの旧ペンネームも読み方は現ペンネームと同じ「うらしま れいじ」です。

東京電機大学工学部在学中の3年生の時に、漫画家の森林林檎のアシスタントを務めたことがきっかけで、漫画家としての道を歩み始めました。その後、司書房の『コミックラム』編集長に勧められ、1988年11月に同誌8号にて「STAIR-GOBLIN」で商業誌デビューを果たしました。大学は1989年に中退しています。1990年代には、漫画家のふくしま政美のアシスタントも経験しています。

1995年にペンネームを浦島礼仁から浦嶋礼仁に改名し、さらに2005年1月25日には現在の浦嶋嶺至に改名しました。このペンネームでの活動は現在に至るまで続いています。主に『漫画ばんがいち』（コアマガジン）などで作品を発表しています。

漫画家としての活動の他にも、2012年2月には「憂恋の花」で映画監督としてもデビューしています。多岐にわたる才能を発揮しているクリエイターです。

作品リスト

浦島礼仁名義

ただ今アシスト募集中!（辰巳出版、1991年2月15日）
彼女の体育祭（辰巳出版、1992年12月）
通りすがりの猫（メディアックス、1993年8月）
シンデレラホリディ（久保書店、1994年9月）
いつも誰かと朝帰りッ（松文館、1995年8月）
素敵なメイドさん（桜桃書房、1996年7月）
放課後デート倶楽部（蒼竜社、1999年7月）
カム・トゥ・マイ・ベッド・サイド（桜桃書房、2001年6月）
甘くせつない夜（オークラ出版、2001年6月）

浦嶋嶺至名義

ぬきまん。（松文館、2008年9月24日）

その他の活動

浦嶋嶺至は、漫画家の三峯徹と親交があり、2010年10月15日放送のテレビ番組『タモリ倶楽部』では、三峯の解説者として出演しました。また、東京都が過激な性描写の漫画やアニメを規制する条例を制定した際、東京都副知事の猪瀬直樹がTwitterで「夕張市に行って雪かきすればインタビューに応じる」という発言をしました。この発言を受け、2011年1月21日に浦嶋は実際に夕張市を訪問し雪かきを行ったことが話題になりました。この行動により、猪瀬副知事との面会・対談が実現し、その様子はニコニコ動画で生放送されました。また、この出来事をきっかけに、猪瀬副知事と浦嶋はメール友達になったとされています。

関連情報

日本の漫画家一覧
日本の成人向け漫画家の一覧

外部リンク

JUSTFIT.TOKYO 浦嶋嶺至オフィシャルサイト
浦嶋嶺至のAREA41 - 本人のブログ
浦嶋嶺至 (@urashima41) - X（旧Twitter）
浦嶋嶺至：公開作品 - マンガ図書館Z

浦嶋嶺至は、長年にわたり漫画家として活動し、その作品は多くのファンに支持されています。また、社会的な出来事にも積極的に関わるなど、多才な一面を見せています。

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