浪花駅

浪花駅について

浪花駅（なみはなえき）は、千葉県いすみ市小沢に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）外房線の駅です。開業から100年以上の歴史を持ち、地域の足として利用されています。

歴史

1913年（大正2年）6月20日：鉄道院の駅として開業しました。
1961年（昭和36年）11月1日：貨物取扱が廃止されました。
1972年（昭和47年）
3月1日：荷物扱いが廃止されました。
7月1日：無人駅となりました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となりました。
2009年（平成21年）3月14日：ICカード「Suica」の利用が可能になり、東京近郊区間に組み込まれました。

駅構造

浪花駅は、島式ホーム1面2線を有する地上駅です。かつては有人駅で、木造の立派な駅舎と貨物ホームがありました。駅舎側には貨物ホームがあり、現在のような単調な配線ではありませんでした。また、いすみ鉄道が国鉄木原線時代に機械式気動車だけで運転されていた頃は、現在の上り線外側に側線がありました。この側線には、廃車されたレールバス・キハ01が一時的に留置されていたこともあります。側線が廃止された時期は不明ですが、電化され外房線と改称された時には撤去されていました。

電化後も暫くは跨線橋が整備されず、ホームの大原寄りに長いスロープを設け、構内踏切で駅舎とホームを行き来していました。電化時に客車時代の低いホームはある程度かさ上げされており、現在のホーム待合室の床面がホームより低くなっているのは、その名残です。現在は跨線橋で駅舎とホームが連絡しています。

茂原統括センター（勝浦駅）が管理する無人駅で、駅員は時折、大原駅や勝浦駅から出張してきます。駅には簡易Suica改札機と乗車駅証明書発行機が設置されています。

現在の駅舎は、1980年（昭和55年）3月に改築された簡易駅舎です。ホームにはスピーカーが1機あり、大原駅から列車遅延などの情報が放送されます。2010年（平成22年）2月10日より外房線PRC型自動放送が導入されました。

のりば

ホームは8両編成までに対応しています。外房線内で有効長が8両以下となっている駅は、当駅と三門駅のみです。

利用状況

2006年（平成18年）度の1日平均乗車人員は96人でした。近年の一日平均乗車人員は、千葉県統計年鑑によると以下の通りです。

駅周辺

駅周辺には、国道128号（外房黒潮ライン）が通り、駅出入口の反対側には田園地帯が広がっています。主な施設は以下の通りです。

浪花郵便局
いすみ市立浪花小学校
大原自動車教習所
大原・御宿ゴルフコース
宝ゴルフ大原
ふれあい農産物直売所
コメリハード&グリーン千葉大原店
ツルハドラッグいすみ店

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■外房線

■普通（各駅停車）

大原駅 - 浪花駅 - 御宿駅

出典

JR東日本:駅構内図
千葉県統計年鑑

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

* 駅の情報（浪花駅）：JR東日本

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