海田町立海田中学校

海田町立海田中学校

海田町立海田中学校（かいたちょうりつかいたちゅうがっこう）は、広島県安芸郡海田町幸町に所在する公立中学校です。海田町の市街地に位置し、地域社会との連携を大切にしながら、生徒たちの成長を支援する教育活動を展開しています。

概要

海田中学校は、生徒数約550名（2011年時点）の中規模中学校です。地域に根ざした教育を推進し、学力向上はもとより、豊かな人間性と社会性を育むことを目指しています。部活動が盛んで、特に吹奏楽部は全国大会で数々の優秀な成績を収めています。

沿革

海田中学校は、戦後の学制改革期にあたる1947年（昭和22年）に、鼓浦中学校としてその歴史をスタートさせました。開校当初は、旧日本海軍第11空廠工場を仮校舎として使用していました。

1947年（昭和22年）4月15日 - 鼓浦中学校として開校
1955年（昭和30年）4月1日 - 海田中学校に改称
1956年（昭和31年）10月1日 - 海田町瀬野川町組合立海田中学校に改称
1973年（昭和48年）3月20日 - 広島市立瀬野川中学校を分離、海田町立海田中学校に改称
1988年（昭和63年）3月31日 - 海田町立海田西中学校を分離

特筆される実績

海田中学校は、学業のみならず、部活動においても目覚ましい成果を上げています。特に吹奏楽部は、全国レベルのコンクールで何度も入賞しており、その実力は全国的にも高く評価されています。また、陸上部や駅伝などのスポーツ分野でも活躍を見せています。

1999年（平成11年）:全日本吹奏楽コンクール銀賞
2001年（平成13年）:全日本吹奏楽コンクール金賞
2002年（平成14年）:全日本吹奏楽コンクール銀賞
2003年（平成15年）:全日本アンサンブルコンテスト金賞、全日本マーチングフェスティバル金賞
2005年（平成17年）:全日本マーチングコンテスト金賞

学校行事と生徒会活動

海田中学校では、生徒会が中心となり、様々な学校行事を企画・運営しています。生徒一人ひとりが主体的に参加することで、自治意識と協調性を育んでいます。評議委員会、生活委員会、保健給食委員会、美化JRC委員会、図書委員会などの委員会が活発に活動しています。

学区

海田中学校の学区は、海田町の以下の地域です。

月見町
南本町
南幸町
大立町
幸町
成本
石原
畝一丁目、二丁目
砂走
蟹原一丁目、二丁目
曽田
国信一丁目、二丁目
西浜
浜角
寺迫一丁目、二丁目
稲葉
三迫一丁目、二丁目、三丁目
東一丁目、二丁目

進学前小学校

海田中学校への主な進学元小学校は以下の通りです。

海田町立海田東小学校
海田町立海田南小学校
海田町立海田小学校

著名な卒業生

海田中学校は、数多くの著名人を輩出しています。

後原富（元プロ野球選手）
大下剛史（元プロ野球選手、野球解説者）
三村敏之（元プロ野球選手、監督、コーチ）
大松しんじ（ローカルタレント）
国光かよこ（ローカルタレント）
福田浩子（元アイドル）
ヒロック

交通アクセス

芸陽バス「海田中学校入口」バス停より徒歩2分
広電バス「南海田」バス停より北東へ約1.2km
JR山陽本線 海田市駅より徒歩20分
海田町町内循環コミュニティバス「ふれあいバス」海田中学校入口バス停下車

関連情報

* 海田町立海田中学校 公式サイト)

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