清水達雄 (政治家)

清水達雄の生涯

清水達雄（しみず たつお、1934年5月21日 - 2011年6月6日）は、日本の官僚・政治家であり、元参議院議員として多岐にわたる公職を務めた人物です。彼は山梨県に生まれ、1957年に東京大学農学部農業経済学科を卒業した後、建設省に入省します。

官僚としてのキャリア

建設省にて彼は順調にキャリアを積んでいきました。1982年には政策課長に就任し、その後の1985年には建設経済局長への昇進を果たしました。1986年には国土庁官房長に任命されるなど、重要な職務を担いました。

特に、1988年には事務次官に就任し、官僚としてのキャリアの頂点を迎えます。彼は1989年に建設省を退官し、その後、地域振興整備公団の副総裁として新たな役割を果たすことになりますが、1991年にはこの職を退任しました。

政治家としての活動

その後、清水は1992年に実施された第16回参議院議員通常選挙に自民党の候補者として比例区から立候補し、見事当選を果たしました。参議院議員として2期を務める中で、国政において様々な政策に関与し、活躍しました。ですが、1998年の第18回参議院議員通常選挙では落選し、その後2000年に繰り上げ当選となり、再び議席を得ることになります。

清水は、2004年に政治活動から引退し、公の場から一線を退くこととなりました。

最晩年と死去

その後、彼は静かに生活を送っていましたが、2011年6月6日に心不全により逝去しました。享年77歳でした。清水の生涯は、日本の官僚政治の中で彼がいかに重要な役割を果たしたかを物語っています。

参考文献

彼の業績や生涯については、日外アソシエーツ社から出版された『新訂 現代政治家人名事典 : 中央・地方の政治家4000人』に記載されており、清水達雄の国政への貢献を知る上で貴重な資料として評価されています。

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