清水都貴

清水都貴（しみず みやたか）は、1981年11月23日生まれ、埼玉県出身の元自転車ロードレース選手です。

経歴

高校時代に陸上競技から自転車競技へと転向し、鹿屋体育大学を経て、チームブリヂストン・アンカー、チームバン・サイクリングと渡り歩き、2007年からはエキップアサダに所属しました。エキップアサダではヨーロッパのレースを拠点に活動し、着実に実績を積み重ねていきました。

2008年には、パリ〜コレーズで日本人として初めてとなるUCI1クラスのステージレース総合優勝という快挙を達成しました。プロ入り当初はクライマーとしての評価が高かったものの、徐々にスプリントでも上位に食い込むようになり、オールラウンダーとしての能力も開花させていきました。

2010年、エキップアサダのチーム活動休止に伴い、再びチームブリヂストン・アンカーに移籍。
2014年に現役引退を発表しました。

主な実績

2005年：ツール・ド・北海道 個人総合3位
2007年：ブエルタ・シクリスタ・ア・レオン 総合優勝
2008年：パリ〜コレーズ 総合優勝、ツール・ド・熊野 総合優勝
2010年：ツール・ド・マルティニック 総合優勝、ツール・ド・北海道 個人総合優勝
2011年：ツール・ド・タイ 個人総合2位、全日本自転車競技選手権大会 ロード 3位
2012年：全日本自転車競技選手権大会 ロード 3位、ジャパンカップサイクルロードレース 6位
* 2013年：全日本自転車競技選手権大会 ロード 2位、ツール・アルザス（UCI2.2）山岳賞　総合13位

清水都貴は、ヨーロッパのレースで実績を重ね、日本人として初めてUCI1クラスのステージレースで総合優勝を成し遂げた実力派選手でした。クライマーとしての才能に加え、スプリント能力も向上させ、オールラウンダーとして活躍しました。引退後も、自転車競技界への貢献が期待されています。

もう一度検索