清洲ジャンクション

清洲ジャンクション

清洲ジャンクション（きよすジャンクション）は、愛知県清須市に位置する、名古屋第二環状自動車道（名二環）、名古屋高速6号清須線、および名古屋高速16号一宮線が接続するジャンクションです。名古屋都市圏の交通を円滑にする上で、非常に重要な役割を果たしています。

概要

このジャンクションは、以下の高速道路を接続する四叉分岐となっています。

名古屋第二環状自動車道（名二環）
名古屋高速6号清須線
名古屋高速16号一宮線

名二環は東西方向に走り、東方は名古屋南JCT方面、西方は名古屋西JCT方面へ接続しています。一方、名古屋高速道路は南北方向に走り、6号清須線は名古屋市街地へ向かう南方向、16号一宮線は一宮へ向かう北方向を結んでいます。

特筆すべき点として、名二環の清洲東ICが当JCTを挟むように東西に近接していること、そして南側には6号清須線の清須出入口が近いことが挙げられます。

ジャンクションの名称は「清洲」の漢字が用いられていますが、これは市名の「清須市」や名古屋高速6号清須線の漢字とは異なります。「清洲」は、2005年7月の市町村合併以前の西春日井郡清洲町の名称に由来し、16号一宮線の開業時にNEXCO中日本との協議によって決定されました。

歴史

清洲ジャンクションの歴史は、以下の通りです。

1988年（昭和63年）12月14日：国道302号と国道22号の朝日交差点の立体交差が完成。
2005年（平成17年）2月11日：名古屋高速16号一宮線 清洲JCT - 一宮中入口間開通とともに完成。
2007年（平成19年）12月9日：名古屋高速6号清須線開通により現在の形になる。

料金所

料金所のレーン運用は、時間帯やメンテナンスの状況により変更される場合があります。

名二環から名古屋高速へ乗り継ぐ場合、名古屋高速の通行料金は清須本線料金所または16号一宮線各出口の料金所で支払う必要があるため、当JCTには料金所がありません。

第一料金所（上社・名古屋南JCT方面入口）

レーン数：3
ETC専用：2
ETC/一般：1

第二料金所（名古屋西JCT・四日市方面入口）

レーン数：3
ETC専用：1
ETC/一般：1
一般：1

隣接する施設

C2 名古屋第二環状自動車道
(16) 平田IC - (17) 清洲東IC / (17-1) 清洲JCT - (18) 清洲西IC
名古屋高速6号清須線
(604,614) 清須出入口 - (17-1) 清洲JCT
名古屋高速16号一宮線
(17-1) 清洲JCT - (1601,1611) 春日出入口

参考文献

イカロス出版『東名高速道路をゆく』〈イカロスMOOK〉2011年。ISBN 978-4-86320-484-3。
名古屋高速道路公社四十年史編集委員会『名古屋高速道路公社四十年史』2012年。
名古屋高速道路公社、『名古屋高速道路案内地図（Access Guide Map）』

関連項目

朝日遺跡

外部リンク

中日本高速道路株式会社
* 名古屋高速道路公社

清洲ジャンクションは、名古屋都市圏の交通ネットワークにおいて、重要な役割を担う施設です。利用者は、このジャンクションを安全かつスムーズに利用することで、快適な移動を実現できます。

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