渋田川

渋田川は、神奈川県伊勢原市上粕屋渋田を源流とする、金目川水系の二級河川です。川は源流から概ね南東方向に流れ、東海大学病院付近を通過した後、国道246号付近で東へと進路を変えます。さらに、小田原厚木道路を過ぎた地点で渋田川分水路が東に分岐し、本流は南へと流れます。その後、平塚市大島で歌川、笠張川と合流し、平塚市南原で鈴川に合流します。

二級河川として指定されている区間は、小田急小田原線より下流の11.25kmです。かつて渋田川は玉川（相模川水系）に合流していましたが、1946年に実施された流路変更工事により、玉川は鈴川と花水川へと流れ込むようになりました。

支流

歌川
笠張川

土手の桜並木

渋田川の中流、鷹匠橋付近（北緯35.36108588度 東経139.34463026度）から上流約400メートルの両岸には、1980年代に地元のボランティアによって植えられた桜並木が続いています。この桜並木は、地域住民の憩いの場として親しまれており、毎年4月初旬には桜祭りが開催されます。桜祭りの期間中、金曜日、土曜日、日曜日には東・西真土連合会によって夜間のライトアップも行われ、夜桜を楽しむことができます。

渋田川は、その流れとともに地域の歴史と文化を育み、美しい自然環境を形成しています。桜の季節には多くの人々が訪れ、その景観は地域の人々の誇りとなっています。

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