港区役所駅

港区役所駅について

港区役所駅（みなとくやくしょえき）は、愛知県名古屋市港区港楽1丁目に位置する名古屋市営地下鉄名港線の駅で、駅番号はE05という番号が付けられています。駅のアクセントカラーとして茶色が用いられています。

歴史

この駅は1971年3月29日に名古屋市営地下鉄2号線の名城線の一部として開業しました。その後、1999年には港図書館の開館に合わせてバリアフリー化が進められ、エレベーターが導入されました。2004年10月には名城線が改称され、名古屋大学から新瑞橋間が新たに開業された結果、名港線の駅となりました。また、2020年6月8日には可動式ホーム柵が設置され、利用者の安全性がさらに向上しました。

駅構造

港区役所駅は相対式2面2線のホームを持つ地下駅です。この駅では可動式ホーム柵があり、事故防止に貢献しています。駅の運営業務は2011年3月から日本通運に委託されており、管轄は名城線南部駅務区金山管区駅が行っています。

利用状況

2019年度のデータによると、一日あたりの平均乗客数は5,114人でした。名港線の中では2017年度までは最も利用者が少なかった駅とされていましたが、2018年9月にららぽーと名古屋みなとアクルスが開業した影響から、利用者数は急増しています。

駅周辺の交通

港区役所駅の最寄りのバス停は「港区役所」です。ここでは名古屋市営バスが利用できます。バス停は地下鉄駅の北側に位置しており、港区役所前交差点の周辺にあります。2018年9月にはバス路線が変更され、築地口経由の系統は港区役所前交差点北東側の降車専用バス停から、ららぽーと名古屋みなとアクルスの敷地内へ運行するようになりました。

過去には名古屋市営バスの港営業所が付近に存在し、バス停の名称は「港車庫前」となっていましたが、営業所廃止により現在の名称に変更されています。旧営業所の跡地には、名古屋高速4号東海線の用地を除いて売却され、南側は回転場として利用され、2019年には名古屋市営バス港明営業所が開設されました。また、かつてはイオンモール名古屋みなと行きの無料バスが運行されていましたが、イオンの営業終了を受けて廃止されています。

隣の駅

港区役所駅からは名古屋市営地下鉄名港線が利用でき、隣の駅には東海通駅 (E04) と築地口駅 (E06) があります。

このように、港区役所駅は地域の交通の要所として発展を続けており、利用者にとって便利な存在となっています。

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