湯の鶴温泉

湯の鶴温泉

湯の鶴温泉は、熊本県水俣市にある、自然豊かな山間にある温泉地です。湯の児温泉に対して「山の温泉」とも呼ばれています。

泉質

泉質は、単純硫化水素泉です。

温泉街の様子

温泉街は、水俣市の市街地から南東へ約9kmほど進んだ湯出川の河畔に位置しています。美しい自然に囲まれ、夏には蛍が飛び交う風光明媚な場所です。大小さまざまな旅館が点在し、「水俣の奥座敷」として、昔ながらの湯治宿のスタイルを守り続けています。昭和レトロな雰囲気が漂う建物や、自炊設備を備えた宿が多いのも特徴です。

近年では、「鶴の屋」が工業デザイナーである水戸岡鋭治氏のデザインによってリニューアルされ、話題を集めました。また、2013年から販売されている「湯の鶴饅頭」は、温泉地のお土産として人気を集めています。

主なホテル・旅館・施設

湯の鶴迎賓館 鶴の屋
あさひ荘
Tojiya（とうじや）
喜久屋旅館
鶴水荘
湯の鶴温泉保健センターほたるの湯

歴史

湯の鶴温泉は、古くは湯出温泉とも呼ばれていました。約700年前に平家の落人によって発見されたという伝説が残っています。温泉の名前は、鶴が湯浴みをしていたところを発見したことに由来すると伝えられています。

1980年（昭和55年）3月27日には、国民保養温泉地に指定され、その効能と自然環境の保全が図られています。また、国民保健温泉地にも指定されています。

アクセス

鉄道：肥薩おれんじ鉄道線水俣駅から、みなくるバス（おれんじ色）に乗車し「湯の鶴」バス停下車。
自動車：南九州自動車道水俣インターチェンジから約9.5km。

湯の鶴温泉の魅力

湯の鶴温泉は、豊かな自然と歴史、そしてどこか懐かしい雰囲気が魅力の温泉地です。湯治宿としてゆっくりと温泉を楽しんだり、周辺の自然を満喫したりと、様々な過ごし方ができます。水俣を訪れる際には、ぜひ足を運んでみてください。

外部リンク

湯の鶴迎賓館 鶴の屋
あさひ荘
* 鶴水荘

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