源新英明

源新英明（げんしん ひであき）

プロフィール

源新英明氏は、1965年生まれの日本の財務官僚です。岩手県出身で、岩手県立盛岡第一高等学校を経て上智大学法学部を卒業しました。1988年に大蔵省（現財務省）に入省し、以来、財務省を中心に国内外の様々な要職を歴任しています。

キャリア

大蔵省入省後、主計局総務課に配属された源氏は、1992年にケンブリッジ大学大学院で経済学修士号を取得。その後、1994年には小樽税務署長に就任し、税務行政の現場を経験しました。

その後も、国税庁、外務省、産業再生機構など、幅広い分野で活躍。2015年には財務省関税局総務課長、2016年には大臣官房会計課長を歴任し、財務省の要職を担いました。

2017年からは、内閣官房にも籍を置き、東京オリンピック・パラリンピック競技大会推進本部事務局にて企画・推進統括官を務め、国家プロジェクトにも貢献しました。2019年には、郵政民営化推進室副室長、郵政民営化委員会事務局次長を兼任し、郵政改革にも携わりました。

2020年以降は、関税局担当の大臣官房審議官、名古屋税関長、横浜税関長を歴任し、2023年7月からは東京税関長に就任。税関行政の最前線で指揮を執っています。

略歴詳細

以下に、源氏の略歴を詳細にまとめました。

1988年4月：大蔵省入省
1990年：ケンブリッジ大学留学
1993年7月：国際金融局調査課企画係長
1994年7月：小樽税務署長
1995年：横浜市財政局
1999年7月：国税庁長官官房法人税課長補佐
2001年1月：財務省理財局計画官補佐（経済産業係担当）
2002年5月：外務省在ジュネーブ国際機関日本政府代表部一等書記官
2005年1月：外務省在ジュネーブ国際機関日本政府代表部参事官
2005年7月：株式会社産業再生機構企画調整室上席審議役
2007年4月：大臣官房信用機構課機構業務室長
2008年7月：理財局総務課調査室長
2009年7月：理財局財政投融資総括課財政投融資企画官 兼 理財局総務課
2010年7月：内閣府地域主権戦略室参事官
2011年7月：国税庁課税部酒税課長
2013年6月：関税局参事官（関税課：国際交渉担当）兼 内閣官房内閣参事官（内閣官房副長官補付）兼 内閣官房TPP政府対策本部員
2015年7月：関税局総務課長 兼 大臣官房参事官（関税局関税課担当）
2015年8月：通関士試験試験委員
2016年6月：大臣官房会計課長
2017年7月：大臣官房付 兼 内閣官房内閣審議官（内閣官房副長官補） 兼 内閣官房東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局企画・推進統括官
2019年7月：大臣官房付 兼 内閣官房内閣審議官（内閣官房副長官補付） 兼 内閣官房郵政民営化推進室副室長 兼 内閣官房郵政民営化委員会事務局次長
2020年7月：大臣官房審議官（関税局担当）兼 内閣官房内閣審議官（内閣官房副長官補付）兼 内閣官房TPP等政府対策本部員
2020年10月：関税協力理事会日本政府代表代理
2021年7月：名古屋税関長
2022年6月：第90代横浜税関長
2023年7月：東京税関長

まとめ

源新英明氏は、大蔵省入省以来、財務省を中心に、税務、財政、国際交渉、オリンピック、郵政改革など、多岐にわたる分野でその手腕を発揮してきた人物です。その豊富な経験と専門知識を活かし、今後も日本の行政に貢献していくことが期待されます。

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