滋賀アリーナ

滋賀アリーナについて

滋賀アリーナは、滋賀県大津市に位置する多目的体育施設であり、地元のスポーツや文化の発展に寄与する重要な役割を担っています。開館は2022年12月1日で、運営は滋賀県が所有する共同企業体「しがクロス」によって行われています。このアリーナは、プロバスケットボールチームである滋賀レイクスターズの本拠地としても活用されており、観客数は約5,000人を収容可能なメインアリーナを備えています。

背景

滋賀アリーナの建設は、老朽化が進んでいた大津市の滋賀県立体育館（愛称：ウカルちゃんアリーナ）の機能を移すために始まりました。2019年にはPFI事業に基づく入札が行われ、日立キャピタルを中心とした企業が選ばれました。その後、造成作業が行われ、2021年には体育館の基礎工事が始まりました。

建設の進行

2020年の6月には、ワルエフ環境引取業者である滋賀ダイハツ販売が命名権を取得し、「滋賀ダイハツアリーナ」として運営されることが決まりました。この契約は2022年10月から2027年3月までの4年半にわたります。2021年2月には造成が完了し、その後、地盤改良が実施されました。

開館と初のイベント

2022年6月には外装工事が完了し、同年10月には内装工事も終了。12月1日には開館を迎え、12月10日には初めて滋賀レイクスターズの試合が行われ、ここでのイベントの幕開けを迎えました。

今後の予定

滋賀アリーナは特に重要な競技会場としても位置づけられており、2025年には第79回国民スポーツ大会および第24回全国障害者スポーツ大会が開催される予定です。また、2026年には全国高等学校総合体育大会の開会式やフェンシングの競技も行われる予定です。

施設の構成

滋賀アリーナの設備は多岐にわたります。メインアリーナは約5,000人を収容できる広さを持ち、サブアリーナは約200人が収容可能です。また、トレーニングルームや健康・体力測定室、会議室（大・小）、キッズルーム、授乳室、飲食施設なども完備されており、様々な用途に対応しています。駐車場は約900台分あり、駐輪場も整備されています。

アクセス

アクセス面でも優れており、JR琵琶湖線の瀬田駅からバスで約15分の距離にあります。自動車では名神高速道路や新名神高速道路からのアクセスも便利で、短時間での移動が可能です。

滋賀アリーナは、地域のイベントや大会の拠点となり、スポーツ振興に大きく寄与することが期待されています。

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