滋賀県道7号大津停車場線

滋賀県道7号大津停車場線：滋賀の玄関口を繋ぐ道

滋賀県道7号大津停車場線は、滋賀県大津市を走る主要地方道です。大津駅という滋賀県の玄関口から、もう一つの玄関口である浜大津へと続く、重要な役割を担う道路です。

概要：大津駅と浜大津を結ぶ動脈

この路線は、大津駅を起点に、京町商店街などの賑やかな市街地を通り、浜大津へと至ります。大津市の発展に大きく貢献してきた、まさに市の動脈と言えるでしょう。観光客にとっても、大津の街並みを体感できる親しみやすい道となっています。

路線データと道路状況：現状と課題

起点: 大津停車場
終点: 大津市浜大津（滋賀県道558号高島大津線交点）

起点付近では、朝7時から夜8時までは終点から起点方向への一方通行規制が実施されています。これは、通勤・通学時間帯の交通渋滞を緩和するための措置です。

終点付近の大津駅前ロータリー西側の交差点は、2019年3月に整備されました。現在の交通量では信号機の設置基準を満たしていないため、信号機は設置されていません。しかし、大津市と地元住民からは、安全確保のために信号機の設置を求める声が大津警察署に複数回に渡り届けられています。この交差点の交通状況改善は、今後の課題と言えるでしょう。

歴史：主要地方道としての認定

1954年（昭和29年）1月20日：建設省（現・国土交通省）により主要地方道に指定されました。
1954年（昭和29年）9月6日：滋賀県によって路線が認定されました。

主要地方道としての指定は、この道路の重要性を示すものであり、その後も継続的な整備が行われてきました。

地理と周辺環境：街の活気を支える道

この道路は、大津市の中心部を貫くように走っています。そのため、周辺には多くの施設が立地しています。

通過する自治体: 大津市

交差する道路: 滋賀県道558号高島大津線（終点）

沿線にある主な施設:

西日本旅客鉄道（JR西日本）琵琶湖線 大津駅
大津ステーションビル
アル・プラザ大津
大津駅前郵便局
長寿寺、栄泉寺、八幡宮などの寺院や神社
丸屋町商店街
滋賀銀行 本店
みずほ銀行 大津支店
京都信用金庫 滋賀支店
NTT西日本 滋賀支店
大津市立図書館
京阪電気鉄道石山坂本線、京津線 びわ湖浜大津駅

これらの施設は、この道路によって結ばれ、大津市の経済や文化活動を支えています。

まとめ：未来へ向けた課題と展望

滋賀県道7号大津停車場線は、大津市の発展に不可欠な道路です。しかし、交通量の増加に伴い、課題も出てきています。信号機設置問題などは、今後の更なる整備、改善が求められる点です。地元住民と行政が連携し、安全で便利な道路となるよう、継続的な努力が期待されます。

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