潮見バイパス

潮見バイパスについて

潮見バイパス（しおみバイパス）は、静岡県湖西市から愛知県豊橋市を結ぶ国道1号のバイパス道路です。海岸線を走るルートで、新居町市街及び急カーブの潮見坂を迂回する形で整備されています。バイパスは1996年に開通し、その後、豊橋浜松道路の一部として地域高規格道路に位置付けられています。

基本情報

• - 起点: 静岡県湖西市新居町浜名（大倉戸インターチェンジ）
• - 終点: 愛知県豊橋市東細谷町（豊橋東インターチェンジ）
• - 全長: 5.9 km
• - 車線数: 暫定2車線（一部区間は4車線）

このバイパスの通行料金は無料ですが、自動車専用道路であるため、歩行者や軽車両、原動機付自転車、125cc以下の二輪車、ミニカーは通行できない規制が設けられています。

歴史

潮見バイパスは1996年6月5日に暫定2車線で全線が開通しました。その後、以下のような重要な出来事がありました。

• - 2000年: 白須賀インターチェンジが開通
• - 2006年: 道の駅潮見坂がオープン
• - 2012年: 豊橋東インターチェンジの下り線オフランプが切り替えられました。
• - 2013年: 豊橋東バイパスが開通し、潮見バイパスと接続することとなりました。
• - 2023年: 下り線（豊橋東IC - 道の駅潮見坂）が2車線化され、同年8月には上り線も2車線化が完了し、その一部は4車線での通行が可能となっています。特に、2010年代後半からは渋滞や追突事故が多発していたため、4車線化工事の必要性が高まっていました。

接続するバイパスの状況

潮見バイパスは浜名バイパスや豊橋東バイパスと接続されており、これにより東京方面と大阪方面を結ぶ重要な交通路としての役割を果たしています。

• - 接続先:

- 浜名バイパス（東京方面）
- 潮見バイパス
- 豊橋東バイパス（大阪方面、国道23号名豊道路）

主な構造物

潮見バイパスには、いくつかのインターチェンジや道の駅が点在しており、地域の交通の便を向上させています。経済活動や観光促進にも寄与しています。

まとめ

潮見バイパスは静岡県と愛知県を結ぶ重要な交通路であり、開通以来地域の発展に寄与してきました。今後もさらなる交通網の整備が期待され、多くの利用者にとって便利な道路であり続けることでしょう。

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