濱根隆

濱根隆(はまね たかし)



1959年8月23日生まれ、島根県出身のお笑いタレント
吉本興業に所属し、NSC(吉本総合芸能学院)の1期生としてキャリアをスタート。
大阪産業大学工学部を卒業という異色の経歴も持つ。

経歴



1982年4月吉本興業が設立したNSCに1期生として入学。

同年7月、NSCの同期生であった北村雅英(後のトミーズ雅)と漫才コンビ「北村・濱根」を結成。
今宮子供えびすマンザイ新人コンクール」の決勝大会に進出するも、惜しくも解散。
その後、島田紳助が作・演出を手がけた芝居「西日のあたる西裏猫のすみか」や、花月の舞台を中心に活動した。

1991年12月には、杉本美樹と漫才コンビ「濱根・杉本」を結成。

芸人活動と並行して、エアコンクリーニング店「びっくりエアコン」を経営している。

ダウンタウンとの縁



1992年当時、全国的にはほぼ無名だった濱根だったが、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』のフリートークコーナーで、彼のギャグが紹介されたことで一躍注目を浴びる。

投稿者のハガキから、松本人志が濱根のギャグ「びっくりくりくり、くりっくり!!」を紹介。
後に同番組内で漫才を披露する機会を得た。

ギャグ



びっくり くりくり くりっくり!
う〜れしくって ぴょ〜ん!
ま〜ぁ タマタマ硬直 こ〜ちこち!
じだんだ じだんだ 踏んじゃった!
はっきり しゃっきり きりっきり!
ずいぶんね ずいぶんね ばっか〜ん!
な〜んのこっちゃ な〜んのこっちゃ な〜んのこっちゃ ぽ〜い!
がっかり かりかり かりあげさ〜ん!
40肩50肩こ〜りこり!

エピソード



田中美佐子とは幼稚園から小学校三年生までの同級生。同窓会で再会した際、濱根のことを全く覚えていなかったという。

このエピソードがきっかけで、濱根自身に「嘘つき疑惑」があることを「びっくりエアコン」のホームページで告白している。
西川のりおが『ライオンのごきげんよう』に出演した際、濱根の持ちネタである『びっくりくりくりくりっくり!』を唐突に使用。

当初はスタジオが引くことを想定していたものの、司会の小堺一機が大ウケし、のりおは引っ込みがつかなくなり「はい」と答えてしまった。

オンエア後、濱根に謝罪したところ「どんな形にせよ、自分のギャグが世に出るのは嬉しい」と快諾された。

しかし、2022年現在、「びっくりエアコン」のHPでは「ギャグはフリーですので使って頂いてかまいませんが、西川のりおさんに限ってはお断りさせていただいております。」と記載されている。

ちなみに、同ギャグの横には(元祖)という文字が添えられている。

さらに、大谷翔平にあやかり「芸人とエアコンクリーニングの二刀流」を自称している。
2002年、濱根自身も「びっくりくりくり、くりっくり!!」のギャグでチロル栗チョコのCMに出演。
『リンカーン』のリンカーン芸人タワーのコーナーに「濱根・杉本」として出演し、久々にダウンタウンの松本人志と共演。
NSC在籍時は、後のトミーズ雅とコンビを組んでいたが、あまりにつまらなかったため、雅の兄がトミーズ健をNSCに中途入学させ、弟とコンビを組ませたというエピソードがある。

その縁もあり、エアコンクリーニングのシーズンになると、トミーズがメインMCを務めるラジオ番組に告知を兼ねて出演していた。

外部リンク



事務所によるプロフィール
びっくりくりくり エアコンクリーニング

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