瀧島未香

瀧島 未香



日本のフィットネスインストラクター1931年昭和6年)1月15日生まれ。株式会社パワーエイジングに所属し、オンラインフィットネスサービス「SIXPAD HOME GYM」のインストラクターとしても活動している。驚異的な体力とポジティブな生き方で注目を集め、「タキミカ」の愛称で親しまれている。

来歴



瀧島未香は、1931年1月15日東京府荏原郡(現在の東京都品川区)で、寿司店を営む家庭の五女として誕生した。学生時代を経て、1949年には日本橋高島屋に入社し、子供服売り場で勤務した。知人の紹介で出会った男性と約1年間の交際を経て、24歳で結婚。二人のを育て上げた。

たちが独立して家庭の負担が軽減された頃、運動習慣がなかったことから体重が15kg増加した。65歳になった時、家族から体型について指摘を受けたことを機に、が見つけてきたフィットネスクラブに入会。運動を始めた。しかし、そのジムが閉店したため、別のジムに移籍。そこでパーソナルトレーナーの中沢智治氏と出会い、専門的な指導を受け始めた。

中沢氏は一時、別の場所へ異動したが、5年後に再び同じジムに戻ってきた。これを機に、79歳にして再び彼の指導のもと、パーソナルトレーニングを再開。特に体幹を鍛えることに重点を置いたトレーニングに励んだ。そして87歳を迎えた時、長年の指導者である中沢氏の熱心な勧めもあり、フィットネスインストラクターとしてプロの道を歩み出すことを決意した。

2021年6月18日には、オンラインプラットフォーム「SIXPAD HOME GYM WAVER」のインストラクターとしてデビュー。より多くの人々に向けてエクササイズ指導を行っている。また、2021年11月当時は、タレント活動も視野に入れ、ホリプロに所属していた時期もあった。

人物



瀧島未香は、その年齢を感じさせない活動的なライフスタイルで知られている。日課として、の日を除き毎朝4時から6時の間に、ウォーキングを4km、ジョギングを3km、さらに後ろ向きで1km歩く合計8kmの運動を行っている。午後は、自身がトレーニングを受けるか、あるいはインストラクターとして指導にあたる日々を送っている。

フィットネスを始めてからも、様々な分野に挑戦し続けている。70歳で水泳を始め、わずか2年後の72歳でマスターズ水泳大会に出場。クロールと平泳ぎの両種目で大会新記録を樹立するという快挙を成し遂げた。また、74歳からはフラダンス、78歳からはヒップホップを始めるなど、ダンスにも積極的に取り組んでいる。

食生活においては、特に好きな食べ物として「肉」を挙げている。特に嫌いな食べ物はなく、バランスの取れた食事を心がけている。健康維持のために、納豆ヤクルトキムチ、漬物、ヨーグルトといった発酵食品などを毎日欠かさず摂取している。

睡眠時間も規則正しく確保しており、夜11時頃に就寝し、朝は3時半頃に起床するというショートスリーパーとしても知られている。モットーは「年齢はただの数字」であり、この言葉を体現するかのように精力的に活動している。

特筆すべきはその健康状態である。これまでに一度も入院や手術の経験がなく、病院にかかることもほとんどないという。また、日常的に服用している薬もない。この健康状態は、長年の規則正しい生活と適切な運動習慣によって保たれていると言える。

彼女の夢は、日本全国を巡って多くの人々に元気を与えること、そして100歳まで現役のフィットネスインストラクターとして活動を続けることである。その活動は多岐にわたり、テレビ、ラジオ、CMなど多くのメディアに出演しているほか、トレーナーの中沢氏との共著で書籍も出版しており、その生き方やメソッドを紹介している。

主な出演・著作



CM



通販生活 元祖もろみ酢
LIFULL

テレビ



スッキリ(日本テレビ、複数回)
噂の!東京マガジンテレビ朝日
Vital Life(メ〜テレ)
ひるまえほっと(NHK総合)
あさイチ(NHK総合)
徹子の部屋テレビ朝日
報道ランナー(関西テレビ)
路線バスで寄り道&お買い物の旅(テレビ朝日
インタビューここから(NHK総合)
長野放送長野放送

ラジオ



編集長 稲垣吾郎文化放送

書籍



『タキミカ体操~日本最高齢インストラクターの「心まで若返る」生き方レッスン~』(中沢智治との共著、サンマーク出版、2021年)

外部リンク



タキミカ公式ホームページ
タキミカ公式チャンネル - YouTube
タキミカ公式 (@power_aging_inc) - X(旧Twitter)
タキミカ (@takimika_poweraging) - Instagram
瀧島未香 (takimikapoweraging) - Facebook
SIXPAD HOME GYMホームページ

脚注・出典



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