火曜日ならベルギーよ

『火曜日ならベルギーよ』（If It's Tuesday, This Must Be Belgium）は、1969年に公開されたアメリカ合衆国の映画です。

概説

デヴィッド・ショーの原作・脚本を基に、メル・スチュアートが監督を務めました。スザンヌ・プレシェットが主演を務め、ラブコメディの要素を取り入れた観光コメディとして制作されました。映画は、ロンドンからベルギーへ向かうバスツアーの一行を描いた、肩の力を抜いて楽しめる作品です。意外にも豪華なキャストが出演している点も特徴です。ベルギー編では、カトリーヌ・スパーク、ドノヴァン、アニタ・エクバーグといった面々が登場し、ジョン・カサヴェテスもチョイ役で出演しています。

内容

18日間でヨーロッパを1周するバスツアーに参加した12人のアメリカ人。その中の1人であるデパート店員のサマンサ・パーキンス（スザンヌ・プレシェット）は、ツアーガイドのチャーリー（イアン・マクシェーン）と出会い、最初は反発し合うものの、次第に惹かれ合っていきます。ツアーの参加者たちも、旅先で様々な出会いを経験し、恋が芽生えていきます。

キャスト

スザンヌ・プレシェット：サマンサ・パーキンス（平井道子）
イアン・マクシェーン：チャーリー・カートライト（山田康雄）
ノーマン・フェル：ハーヴ
マーレイ・ハミルトン：フレッド・ファーガソン（八奈見乗児）
ミルドレッド・ナトウィック：ジェニー・グラント
マイケル・コンスタンティン：ジャック・ハーモン
ヴィットリオ・デ・シーカ：シューメイカー
ドノヴァン：ユースホステルの歌手
エルザ・マルティネリ：マリア
ロバート・ヴォーン：アントニオ、写真家
ジョーン・コリンズ：歩道の女性
アニタ・エクバーグ：パフォーマー
ヴィルナ・リージ：ジョンのいとこ
カトリーヌ・スパーク：写真家のためのポーズをとる女性
ジョン・カサヴェテス：スティーヴ
ベン・ギャザラ：カード・プレイヤー
センタ・バーガー：洋服屋の店員

※括弧内は日本語吹替（初回放送1974年3月10日『日曜洋画劇場』）

外部リンク

火曜日ならベルギーよ - allcinema
* If It's Tuesday, This Must Be Belgium - IMDb（英語）

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