無錫駅

無錫駅

無錫駅は、中国国鉄上海鉄路局が管轄する、江蘇省無錫市梁渓区興源路に位置する特等駅です。年間2100万人以上の旅客輸送量を誇る、この地域における重要な交通拠点となっています。

概要

この駅は、中国の主要幹線である京滬線と、滬寧都市間鉄道の接続点であり、多くの列車が発着します。駅の北側には滬寧都市間鉄道のプラットフォームが隣接しており、高速鉄道への乗り換えもスムーズに行えます。

2014年には無錫地下鉄1号線、2020年には3号線が開通し、駅はこれらの地下鉄路線との乗り換え駅としての役割も担っています。

駅構造

無錫駅は、かつては単式ホーム2面と島式ホーム5面を有する地上駅でしたが、2010年7月1日の滬寧都市間鉄道の開業に伴い、新たなホームが利用開始となりました。これにより、より多くの列車を効率的に処理できるようになりました。

利用状況

1905年に建設された当初は一等駅でしたが、1973年から拡張工事が開始され、1976年に複線駅として生まれ変わりました。1999年には特等駅に昇格し、その重要性が増しました。

2018年12月には南広場の再建プロジェクトが完了し、駅の利便性が向上しました。現在では7つのホームを有し、1日に330本以上の列車が発着し、3万人以上の旅客が利用しています。駅は京滬線の旅客と貨物を取り扱う重要な拠点です。

歴史

1906年7月18日: 開業
1949年4月10日: 新駅舎完成
1969年6月: 待合室ビル拡張
1982年5月12日: 一等駅に
1989年1月5日: 新駅舎完成
1989年1月18日: 新貨物施設使用開始
1997年10月18日: 新事務ビル完成
2000年7月13日: 新待合室ビル使用開始
2002年9月28日: 駅前広場改造完成
2003年4月22日: 新出札所使用開始
2004年10月8日: 貨物施設拡張
2004年12月31日: 軟席待合室拡張
2005年国慶節前: 駅舎南側拡張
2010年7月1日: 滬寧都市間鉄道開業
2018年: 駅舎再構築
2022年: 南広場と地下プラザ改修開始


無錫駅は、その歴史を通じて幾度もの拡張と改修を重ね、現在の姿に至っています。近年では、高速鉄道の乗り入れや地下鉄との接続により、さらにその重要性を増しています。2022年からは、南広場と地下プラザの大規模改修が開始され、駅の機能と快適性のさらなる向上が期待されています。

隣の駅

中国国鉄

京滬線:
無錫北駅 (元石塘湾駅) - 無錫駅 - 無錫南駅

滬寧都市間鉄道:
恵山駅 - 無錫駅 - 無錫新区駅

出典

無錫駅（簡体字中国語）
無錫駅（簡体字中国語）
無錫指南（日本語）
無錫指南（日本語）

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