熊本東バイパス

熊本東バイパス

熊本東バイパスは、熊本県熊本市の東区新南部から南区近見に至る、国道57号のバイパス道路です。大分市から熊本市を経由して長崎市へと続く国道の一部を担っています。

概要

熊本市北東部から南西部を連絡する、全長9.7kmの道路です。全線にわたり平面6車線（片側3車線）で構成されています。熊本市内の交通円滑化に大きく貢献しており、大分・阿蘇方面からの国道57号は、東区新南部で国道3号熊本北バイパスと合流し、熊本東バイパスとなります。そして、南区近見で国道3号本線と合流するとともに、熊本県道51号熊本港線に接続します。

熊本北バイパスや熊本西環状道路などと共に、地域高規格道路である熊本環状道路の一部を構成しています。

周辺情報

熊本東バイパスの周辺には、様々な官公庁、施設、観光・商業施設があります。

官公庁・施設

熊本県庁
水前寺運動公園
熊本市水前寺競技場
熊本市水前寺野球場
熊本競輪場
熊本武道館
熊本市南区役所幸田総合出張所
国土交通省熊本維持出張所

観光・商業施設

水前寺成趣園
熊本市動植物園
水前寺江津湖公園
ゆめタウンはません

河川・湖畔

白川
藻器堀川
江津湖（上江津湖・下江津湖）
天明新川

交差する道路

熊本東バイパスは、様々な道路と交差しており、熊本市内の交通ネットワークにおいて重要な役割を果たしています。

橋梁

江津斉藤橋：江津湖に架かる橋です。
近見高架橋：国道3号を跨ぐ高架橋です。
田井島橋

沿革

熊本東バイパスは、都市計画決定から全線供用開始まで、長い年月をかけて整備されてきました。

1961年（昭和36年）：都市計画決定（都市計画道路弓削近見線）
1971年（昭和46年）：九州自動車道の開通（熊本インターチェンジの供用開始）に合わせて一部区間が開通
1984年（昭和59年）：暫定4車線にて全区間（延長9.7km）を供用開始
2003年（平成15年）：平面6車線化工事に着手
2005年（平成17年）：新南部から近見間平面6車線供用開始

関連項目

日本のバイパス道路一覧
九州地方の道路一覧
東バイパスライナー

外部リンク

熊本河川国道事務所

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