熊本県道25号宮原五木線

熊本県道25号宮原五木線について

熊本県道25号宮原五木線は、熊本県八代郡氷川町を起点とし、球磨郡五木村に至る主要地方道です。この路線は、地域の重要な交通インフラとして、住民の生活を支えています。

路線の特徴

この県道は、八代市東陽町から五木村にかけて、深い山間部を通過します。特に大通峠付近は、急カーブや急勾配が連続する道幅の狭い区間があり、運転には注意が必要です。しかし、この区間にはループ橋やバイパス[[道路]]が整備されており、交通の安全性と利便性の向上が図られています。

路線データ

起点: 熊本県八代郡氷川町宮原（氷川町宮原交差点、国道3号、国道443号、熊本県道156号鏡宮原線交点）
終点: 熊本県球磨郡五木村甲（国道445号交点）

歴史

この県道の歴史は、昭和29年に主要地方道人吉宮原線として指定されたことに始まります。その後、路線の短縮や再指定を経て、現在の宮原五木線となりました。以下に主な歴史をまとめます。

1954年（昭和29年）1月20日：主要地方道人吉宮原線に指定（人吉市～八代郡宮原町）
1955年（昭和30年）1月31日：熊本県道14号人吉宮原線として路線認定
1972年（昭和47年）：整理番号が15に変更
1981年（昭和56年）4月30日：主要地方道人吉宮原線のうち人吉市～五木村区間が国道445号に指定
1982年（昭和57年）4月1日：主要地方道宮原五木線として指定（人吉宮原線は短縮）
1982年（昭和57年）10月1日：熊本県道25号宮原五木線として路線認定
1993年（平成5年）5月11日：主要地方道宮原五木線に再指定

路線状況

重複区間:
国道443号（八代郡氷川町宮原 - 八代市東陽町南）
熊本県道155号氷川八代線（八代市東陽町南）

道路施設

橋梁:
頭地大橋（川辺川、球磨郡五木村）
トンネル:
大通トンネル（延長440m、1993年竣工、八代市 - 球磨郡五木村）
小鶴トンネル（延長399m、1981年竣工、球磨郡五木村）
道の駅:
東陽（八代市、国道443号重複区間内）

地理

この路線が通過する自治体は以下の通りです。

八代郡氷川町
八代市
球磨郡五木村

周辺施設

沿線には、以下の施設があります。

氷川町役場宮原振興局
八代市立東陽小学校
八代市役所 東陽支所
八代市立東陽中学校
河俣郵便局
五木村役場
* 道の駅子守唄の里五木（終点付近）

まとめ

熊本県道25号宮原五木線は、熊本県の中山間地域を結ぶ重要な道路です。美しい自然に囲まれたこの路線は、ドライブやツーリングにも最適です。しかし、一部区間は道幅が狭く、カーブや勾配も多いので、安全運転を心がけてください。

もう一度検索