熊谷ニーナ

熊谷 ニーナ（くまがや ニーナ）

熊谷ニーナは、1963年7月18日に大阪府で生まれた日本の女性声優であり、現在は81プロデュースに所属しています。彼女の声優としてのキャリアは、多彩な作品への出演に裏打ちされており、精力的に活動を続けています。

略歴

声優を志した彼女は、奈良県立生駒高等学校在学中に地元の養成所に通っていましたが、残念ながら高校卒業前にそのクラスは終了。そこで、養成所の講師に紹介される形で「とーくing」に所属し、近畿地方を中心にMCタレントとして活動を開始しました。しかし、大阪ではアニメの仕事が少なかったため、彼女はマネージャーと相談した結果、81プロデュースに移籍しました。

彼女の魅力

熊谷の最大の特徴は、まるで機関銃のように早口で話すことができるトーク力です。これにより、様々なキャラクターを生き生きと表現し、視聴者に強い印象を与えています。さらに、趣味としてスキューバーダイビングや琉球舞踊をもっており、多才な一面も魅力です。

主な出演作品

テレビアニメ

彼女は1991年に放送された『おばけのホーリー』のミンミン役でデビュー。その後も、数々の人気アニメで声を務めてきました。特に1994年から1995年にかけて放送された『カラオケ戦士マイク次郎』では、多くのキャラクターを演じました。1995年の『怪盗セイント・テール』では主役に迫る役割を担い、1997年から2000年にかけて『金田一少年の事件簿』でも多数のキャラクターを演じました。近年では『弱虫ペダル』において坂道の母親役として、2023年まで活動を続けています。

劇場アニメ・OVA

劇場版では1999年の『リボンの騎士』にチンク役で出演し、OVA作品にも数多く顔を出しています。特に2004年の『おジャ魔女どれみナ・イ・ショ』に登場するアンリマーの母役で印象的な声を聞かせています。

ゲーム

音声キャストとしても活躍しており、1996年の『バーチャファイター3』や2001年の『バーチャファイター4』では重要なキャラクターを演じました。

吹き替え

映画やアニメの吹き替えでも彼女の名は多く見られており、代表的な作品には『ジャングル・ブック』や『アンネの追憶』などがあります。幼少期のキャラクターを多く演じ、視聴者に親しみを持たれています。

まとめ

熊谷ニーナは、幅広いジャンルの作品でその声を活かし、卓越した演技力と独自のスタイルで存在感を放つ女性声優です。彼女が演じるキャラクターはどれも個性的で、視聴者に楽しさと感動を届けています。今後も彼女の活躍が期待されることでしょう。

もう一度検索