物産不動産

三井物産都市開発株式会社

三井物産都市開発株式会社は、総合商社である三井物産の子会社として、都市開発事業を担っています。その歴史は古く、前身となる会社設立から数えると100年以上の歴史があります。

沿革

同社の沿革は、1920年（大正9年）に設立された合同肥料株式会社に始まります。その後、時代の変遷とともに事業内容や社名も大きく変化してきました。

1920年（大正9年）：合同肥料株式会社として設立
1937年（昭和12年）：日産館を建設（現在の東京都港区西新橋）
1938年（昭和13年）：日本産業株式会社の満州移転に伴い、株式会社日産に社名変更
1950年（昭和25年）：財閥解体により、合同ビルディング株式会社に商号変更。日産館を厚生省から買い戻し、不動産賃貸業を開始
1952年（昭和27年）：日産ビルディング株式会社に商号変更
1956年（昭和31年）：三井物産株式会社が資本参加。株式の90%を取得し、日産館を物産館と名称変更し本社ビルとする
1963年（昭和38年）：三井物産が全株式を取得し、100%子会社となる。物産ビルディング株式会社に商号変更
1969年（昭和44年）：物産不動産株式会社に商号変更
1974年（昭和49年）：物産館が三井物産爆破事件で爆破される
1976年（昭和51年）：本社を現在の物産ビルに移転。物産館を警視庁に仮庁舎として賃貸
1983年（昭和58年）：物産館を日比谷セントラルビルに建替え
1987年（昭和62年）：三井物産に吸収合併。賃貸管理事業部門が新生「物産不動産」として再スタート
1989年（平成元年）：建物管理専門会社として、子会社・株式会社エイチ・ビー・エスを設立
2007年（平成19年）：サービスオフィス運営子会社・オフィシア株式会社をリゾートトラストと設立。エイチ・ビー・エスを物産不動産ビルサービス株式会社に商号変更
2009年（平成21年）：フランス大使館の管理事業を受託
2010年（平成22年）：東京国際エアカーゴターミナルの管理を受託。セブンタウン小豆沢の商業施設管理事業を受託
2011年（平成23年）：実中研再生医療・新薬開発センターの管理事業を受託。物産不動産ビルサービスを物産プロパティマネジメント株式会社へ商号変更
2012年（平成24年）：日比谷セントラルビル、物産ビル別館、汐留ビルディングの準共有持分10%を取得。グローバル人材開発センターの管理事業を受託
* 2015年（平成27年）：三井物産都市開発株式会社として新たに営業を開始

特徴

長年にわたる不動産管理事業で培ったノウハウを活かし、近年では都市開発事業にも注力しています。三井物産グループの総合力を背景に、多角的な視点から都市の活性化に貢献することを目指しています。

外部リンク

三井物産都市開発

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