玉名市立高道小学校

玉名市立高道小学校

玉名市立高道小学校（たまなしりつ たかみちしょうがっこう）は、熊本県玉名市の岱明町高道に位置する公立の小学校です。この学校は、1875年に創立され、今年（2023年）にて創立148年目を迎えます。現校名に改名されたのは2005年で、2025年には創立150周年を迎えることになります。

校訓と教育目標

学校の基本的な価値観を表す校訓は、「なかよく、かしこく、たくましく」です。これによって、児童は協力し合い、学び、そして精神的に強く成長することが期待されています。また、学校教育の大きな目標は「郷土に誇りをもって、夢に向かって挑戦する児童生徒の育成」とされています。この目標は、岱明中学校及びその校区内の他の小学校と共通しています。

校章と校歌

校章は、桜の花びらを背景にして中央に校名「高道」が縦書きで配置されたデザインになっています。校歌についても、学校の精神や郷土愛を表現した内容となっています。

通学区域

通学区域は玉名市の岱明町内のいくつかの地区、「山下」、「中」、「高道上」、「中島」、「大相」、「浜田」、「長保」が含まれています。中学校区は玉名市立岱明中学校となっています。

歴史の沿革

小学校の歴史は1875年に遡り、高道村に「山下小学校」、「高道小学校」、「浜田小学校」の3校が設立されました。その後、1879年にこれらの学校が合併して「公立高道小学校」が設立され、高道前田に移転しました。

1886年には「尋常高道小学校」と名称が変わり、その後1889年の町村制施行により、「高道村」が発足しました。続いて1892年には「高道尋常小学校」と改称されていきます。1903年からは高等科を設置し、数度にわたって名称の変更が行われました。

1941年には国民学校令により「玉名郡高道村高道国民学校」が設立され、1947年には学制改革が行われ、新制小学校「高道村立高道小学校」が設立されました。1955年には地元の4村が合併し、「岱明村立高道小学校」に改称され、1965年には町制施行により「岱明町立高道小学校」に改名されました。2005年には玉名市との合併を経て現校名となりました。

交通アクセスと周辺施設

学校へのアクセスには、JR九州の鹿児島本線「大野下駅」を利用するのが便利です。また、国道501号に近いため自動車でのアクセスも良好です。

周辺には高道保育園や高道郵便局、JAたまな岱明総合支所など、地域に密着した施設が点在しています。中公園や中集落センター（公民館）も近く、地域の住民との関わりも重視されています。

このように、玉名市立高道小学校は長い歴史を有し、地域に根ざした教育を行う学校です。

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