瑞穂市牛牧北部防災コミュニティセンター

瑞穂市牛牧北部防災コミュニティセンター

瑞穂市牛牧北部防災コミュニティセンターは、岐阜県瑞穂市にある重要な公共施設で、コミュニティ活動と防災機能を兼ね備えています。このセンターは、1976年の9.12水害や1995年の阪神淡路大震災を教訓に、旧本巣郡穂積町によって整備された防災施設であり、1997年4月に開館しました。 その後、2003年5月に穂積町と巣南町が合併し、瑞穂市が発足した際に、現在の名称に変更されています。

コミュニティセンターとしての役割

普段は地域住民のためのコミュニティセンターとして機能し、交流活動や生涯学習の場を提供しています。具体的には、地域住民が集まってさまざまなイベントやワークショップを行うための集会室や調理室、会議室、さらには研修室が完備されています。また、瑞穂市内には他のコミュニティセンターも存在しますが、牛牧北部防災コミュニティセンターは特に防災に特化した施設です。

防災機能

非常時には、センターは地域の防災活動の中心的な役割を果たします。具体的には、対策本部、避難所、防災備蓄の保管場所、災害情報の発表および伝達を行う場となります。また、センターは平常時から地域の防災研修や訓練の場としても使用されています。さまざまな訓練が行われることで、地域の防災意識の向上が図られています。

施設の構成

牛牧北部防災コミュニティセンターは、集会室棟と倉庫棟の2つの建物で構成されています。集会室棟には、事務室や情報連絡室、なかよしルームがあり、非常時には現地対策本部として利用されます。また、研修室や調理室があり、地域のニーズに応じた多様な活動が可能です。倉庫棟には、瑞穂市消防団第3分団の詰所や消防車庫も併設されています。

防災設備

センターは、非常時に備えた設備が整っています。これには、自家発電装置、井戸、耐震性地下貯水槽が含まれ、災害時にも継続的に機能するよう設計されています。

利用案内

センターの利用は、午前9時から午後9時30分まで可能で、年末年始には休館します。また、集会室や調理室、会議室、研修室、雨天訓練場の利用には事前予約が必要で、利用料金も設定されています。

交通アクセス

センターへのアクセスは、公共交通機関を利用する場合、樽見鉄道の「十九条駅」から徒歩約12分です。また、みずほバスの「防災センター」バス停からも徒歩圏内に位置しています。自動車の場合は、国道21号の「下牛牧」交差点から県道171号を北上することで、センターへ簡単にアクセスできます。

このように、瑞穂市牛牧北部防災コミュニティセンターは地域の安全を支える重要な機関であり、普段の交流の場としても大いに活用されています。

もう一度検索