瓜生靖治

瓜生靖治氏：華麗なるラグビー人生からテレビ界へ

瓜生靖治氏は、日本のラグビー界で活躍した選手から、現在ではテレビ業界でプロデューサーとして手腕を発揮する異色の経歴の持ち主です。1980年福岡県生まれ。幼少期から兄の影響でラグビーを始め、福岡県立小倉高等学校、慶應義塾大学とラグビーの名門校で才能を開花させました。

慶應義塾大学在学中には、全国大学ラグビーフットボール選手権大会で優勝を経験。大学卒業後は、サントリーサンゴリアスに入団し、営業職をこなしながら選手生活を送るという、多忙な日々を過ごしました。その後、神戸製鋼コベルコスティーラーズ、リコーブラックラムズ、キヤノンイーグルスとチームを渡り歩き、それぞれのチームで培った経験は、後のキャリアに大きく活かされています。特にキヤノンイーグルス時代は、サントリー時代のチームメイトであった永友洋司監督の下でプレーし、指導者としての視点も学ぶ機会を得ました。

2011年から2012年シーズンをもって現役を引退すると、今度はスカウトとして活躍の場を移します。「トップリーガー発掘プロジェクト」の発起人を務めるなど、選手の育成にも尽力しました。その後、2016年には日本ラグビーフットボール協会職員となり、「トップリーグネクスト」（現在のジャパンラグビーリーグワン）の企画立案に携わるなど、日本のラグビー界の発展に貢献しました。

2022年、瓜生氏は新たな挑戦として朝日放送テレビ（ABC）へ転職。現在はプロデューサーとして、スポーツ番組を中心に様々な番組制作に携わっています。2023年4月からは『部活ピーポー全力応援! ブカピ!』を担当するなど、持ち前の熱意と経験を生かして活躍の場を広げています。

瓜生氏のキャリアは、ラグビー選手としての華麗な経歴にとどまりません。引退後も、スカウト、協会職員、そして現在のプロデューサーという、常に挑戦を続ける姿勢が印象的です。選手時代から培ってきたリーダーシップ、コミュニケーション能力、そして粘り強さが、それぞれの職場で高い評価を得ていることは間違いありません。

ラグビー界、そしてテレビ業界という異なる分野で成功を収めている瓜生氏。その経験と知識は、今後の活動においても大きな力となるでしょう。今後の活躍から目が離せません。

経歴まとめ

1980年: 福岡県生まれ
高校: 福岡県立小倉高等学校
大学: 慶應義塾大学環境情報学部
ラグビー選手: サントリーサンゴリアス、神戸製鋼コベルコスティーラーズ、リコーブラックラムズ、キヤノンイーグルス
スカウト: ラグビー選手スカウト
日本ラグビーフットボール協会職員: トップリーグネクスト（ジャパンラグビーリーグワン）企画立案など
2022年～: 朝日放送テレビ プロデューサー

関連事項
福岡県立小倉高等学校
慶應義塾體育會蹴球部
サントリーサンゴリアス
神戸製鋼コベルコスティーラーズ
リコーブラックラムズ
キヤノンイーグルス
野澤武史（慶應義塾大学時代の同級生）

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