田島町 (福島県)

田島(たじままち)



田島は、かつて福島県南会津郡に存在したです。2006年3月20日に、舘岩村、伊南村、南郷村と合併し、南会津[[町]]の一部となりました。旧田島役場は、合併後の南会津[[町]]役場の本庁舎として利用されています。

地理



田島は、阿賀(大)とその支流沿いに開けた地域です。の中心部には国道121号会津鉄道会津線が走り、交通の便が良い場所でした。の北東部には、檜沢と高野が合流する地点があり、その周辺に旧役場がありました。そこから、国道289号が南郷村へ、国道400号が昭和村へ、国道352号が舘岩村へと続いています。

主な地形は以下の通りです。

高原: 会津高原
: 荒海、男鹿岳、黒滝股七ヶ岳、愛宕
: 阿賀

隣接していた自治体



田島は、以下の自治体と隣接していました。

福島県
南会津郡: 下郷[[町]]、舘岩村、伊南村、南郷村
大沼郡: 昭和村
栃木県
那須塩原市
塩谷郡: 藤原

歴史



田島の歴史は、以下の通りです。

1889年(明治22年)4月1日 - 村制施行により、田島村、永田村、丹藤村、長野村、田部村、水無村、栗生沢村が合併し、田島村が発足しました。
1896年(明治29年)7月21日 - 制を施行し、田島となりました。
1934年(昭和9年)12月27日 - 会津線の湯野上 - 会津田島間が開業しました。
1953年(昭和28年)5月18日 - 国道121号が制定されました。
1955年(昭和30年)4月1日 - 田島、檜沢村、荒海村が合併し、新たな田島が発足しました。
1970年(昭和45年)4月1日 - 国道289号が制定されました。
1975年(昭和50年)4月1日 - 国道352号が制定されました。
1982年(昭和57年)- 国道400号が制定されました。
2006年(平成18年)3月20日 - 舘岩村、伊南村、南郷村と合併し、南会津[[町]]となりました。

行政区域の変遷



上記年表の通り。

提携都市



東京都台東区と1986年(昭和61年)10月8日に友好都市提携を結びました。

学校



田島には以下の学校がありました。

高等学校
福島県立田島高等学校(2023年に南会津高校と統合し、南会津高等学校となりました。)
中学校
田島立田島中学校
田島立荒海中学校
田島立檜沢中学校(2017年に田島中学校と統合されました。)
小学校
田島立田島小学校
田島立田島第二小学校
田島立荒海小学校
田島立檜沢小学校
田島立針生小学校

交通



道路


一般国道
国道121号
国道289号
国道352号
国道400号
一般県道
福島県道218号会津田島停車場線
福島県道347号高陦田島線
福島県道349号向会津長野停車場線
福島県道369号黒磯田島線
道の駅
道の駅たじま

鉄道


中心駅: 会津田島駅
会津鉄道
会津線: 会津長野駅 - 田島高校前駅 - 会津田島駅 - 中荒井駅 - 会津荒海駅 - 会津村道場駅 - 七ヶ岳口駅 - 会津[[高原尾瀬口駅]]
野岩鉄道
会津鬼怒線: 会津[[高原尾瀬口駅]]


観光地・祭事



会津田島祇園祭
八総鉱
城跡
細井家資料館
七ヶ岳

出身有名人



大橋薫(社会学者)
富永一朗(漫画家、幼少期を田島で過ごし、田島出身の女性と結婚)
渡部恒三(元県議、衆議院議員)


脚注



[参考資料]
田島(2006/03/23アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project

関連項目



奥会津
福島県の廃止市[[町村]]一覧
田島 (曖昧さ回避)

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