田添健汰

田添健汰：卓球界の若き実力者

田添健汰選手は、1995年4月2日生まれの日本の卓球選手です。福岡県北九州市出身で、現在は木下グループに所属し、Tリーグでは木下マイスター東京で活躍しています。右利きで、右シェーク両面裏ソフトのドライブ主戦型というプレースタイルが特徴です。

6歳で卓球を始め、早くからその才能を開花させました。ホープス代表を務め、2007年には全国ホープス卓球大会で優勝。その後、中間東中学校を経て、2008年にはJOCエリートアカデミー（1期生）に入校します。しかし、上京直後に右肘を故障し、手術のため約1年間のブランクを強いられるという苦難を経験しました。それでも、希望が丘高等学校から専修大学へ進学し、卓球選手としての道を歩み続けます。

大学時代には、数々の輝かしい成績を残しています。2012年にはITTFスペインジュニア＆カデットオープンでジュニア男子ダブルス優勝、2013年には全日本卓球選手権大会で混合ダブルス優勝、ジュニア男子シングルス3位という成績を収めました。さらに、2015年には全日本大学総合卓球選手権大会で男子ダブルス優勝、フィンランドオープンで男子団体優勝を達成するなど、国内外で活躍の場を広げていきました。

その後も、全日本卓球選手権大会混合ダブルスでは優勝を複数回獲得。2017年には、ドイツ・デュッセルドルフで開催された世界卓球選手権個人戦に前田美優選手とのペアで混合ダブルスに出場するなど、世界レベルの舞台でもその実力を発揮しました。2016年にはITTFワールドツアースウェーデンU21で優勝、アジア卓球選手権混合ダブルスでは銅メダルを獲得するなど、国際大会でも高いレベルで活躍しています。2021年には全日本社会人卓球選手権で男子ダブルス準優勝という成績も残しています。

彼の活躍は、数々の受賞にも繋がっています。平成28年度春季関東学生リーグ戦男子1部では優秀選手賞を受賞。

プレースタイルは、右シェーク両面裏ソフトを用いたドライブ主戦型です。正確な技術と力強いドライブが持ち味で、攻守に渡り高いレベルでプレーをすることができます。

プライベートでは、2021年12月23日に結婚を発表し、新たな人生のステージを迎えています。

数々のタイトルを獲得し、世界レベルの舞台で活躍する田添健汰選手。今後の更なる活躍に期待がかかります。彼の情熱と努力は、多くの卓球ファンに感動と勇気を与え続けています。常に進化を続ける彼の卓球人生から、目が離せません。

主な戦績

2007年：全国ホープス卓球大会 優勝
2012年：ITTFスペインジュニア＆カデットオープン ジュニア男子ダブルス 優勝
2013年：全日本卓球選手権大会 混合ダブルス 優勝、ジュニア男子シングルス 3位、ITTFスペインジュニア＆カデットオープン ジュニア男子シングルス、ダブルス 優勝
2014年：関東学生卓球新人選手権大会 男子ダブルス 優勝、ITTFワールドツアーベラルーシオープン U21 準優勝
2015年：全日本大学総合卓球選手権大会個人の部 男子ダブルス 優勝、フィンランドオープン 男子団体 優勝
2016年：全日本卓球選手権大会 混合ダブルス 優勝、ITTFワールドツアースウェーデン U21 優勝
2017年：全日本卓球選手権大会 混合ダブルス 優勝、アジア卓球選手権 混合ダブルス 銅メダル、世界卓球選手権個人戦出場
2021年：全日本社会人卓球選手権 男子ダブルス 準優勝

受賞歴

* 平成28年度春季関東学生リーグ戦 男子1部 優秀選手賞

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