由利本荘市文化交流館 カダーレ

由利本荘市文化交流館 カダーレ

由利本荘市に位置する文化交流館カダーレは、複数の公共施設が集約された拠点であり、市民の文化活動や情報学習をサポートしています。この施設は、文化ホール、図書館、公民館、教育学習施設などの機能が一体となっており、多様なニーズに応えるために設計されています。

概要

2011年12月19日にオープンしたカダーレは、元由利組合総合病院の跡地に位置しています。それ以前の本荘文化会館や本荘図書館、本荘公民館の機能が集約される形で新たな形態を持ち合わせています。特に、プラネタリウムなど教育機能を強化しており、地域住民の学びの場となっています。カダーレという名称は、地元の方言で「仲間に入って」という意味を持つ「かだれ」に由来しており、市民の交流を促進する場であることを象徴しています。設計は著名な建築家、新居千秋氏によるものであり、2012年度の日本建築家協会賞や第33回東北建築賞作品賞、さらに2014年には第55回BCS賞を受賞しています。

施設の構成

カダーレの施設は、以下のセクションに分類されます：

• - 文化ホール
• - 図書館
• - 交流活動施設
• - 教育学習施設
• - 店舗施設（物産館）
• - わいわいストリート

特に図書館ゾーンでは、約22万冊の蔵書を収容でき、市民が自由にアクセスできるようになっており、知識の探求を奨励しています。

駐車場の情報

カダーレには駐車場が完備されており、敷地内には210台の駐車スペースがあります。西側には150台、東側には60台のスペースがあり、さらに市役所隣には140台収容可能な第2駐車場も利用できます。このため、来訪者は安心して車で訪れることができます。

開館時間

• - 図書館

- 平日：9:00～20:00
- 土日祝：9:00～18:00
- 休館日：毎月の第二・第四火曜日、年末年始（12月29日～1月3日）は全館休館、また図書館は毎月末の平日も休館日となります。

• - 文化ホール

- 開館時間：9:00～22:00
- 利用申請の受付：9:00～22:00
- 専用の予約システムでは8:30から申請可能です。

物産館「ゆりぷらざ」

1階には物産館「ゆりぷらざ」があり、地元の商品が販売されていましたが、新型コロナウイルスの影響で2021年1月に閉店となりました。現在、指定管理者のカダーレ文化芸術振興会は新しい出店者の募集を検討しています。

アクセス

カダーレへのアクセスは、JR羽越本線と由利高原鉄道鳥海山ろく線の羽後本荘駅から徒歩4分、羽後交通の桜小路バス停から徒歩1分、さらに由利本荘市循環バスのカダーレバス停からもすぐの距離にあります。

カダーレは地域の文化と教育の中心として、今後も多くの市民に利用され続けることでしょう。

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