由利組合総合病院

由利組合総合病院について

由利組合総合病院は、秋田県由利本荘市川口に位置する、秋田県厚生農業協同組合連合会（JA秋田厚生連）が運営する総合病院です。由利本荘市およびにかほ市を中心とした地域を医療圏とし、救急告示病院として地域医療の中核を担っています。

歴史

病院の設立は、昭和初期の世界恐慌や凶作で生活に困窮した農民たちが、互いに資金を出し合って病院を設立したことに始まります。以下に主な沿革をまとめます。

1933年（昭和8年）8月：由利医療購買利用組合が開院。
1948年（昭和23年）8月：秋田県厚生農業協同組合連合会（JA秋田厚生連）に移管。
1957年（昭和32年）9月：結核病棟の一部を改築し、精神科病棟を開設。
1957年（昭和32年）11月：総合病院となり、「由利組合総合病院」に改称。
1966年（昭和41年）3月：精神科病棟が完成、リハビリテーション科を開設。
1977年（昭和52年）2月：へき地中核病院に指定。
1981年（昭和56年）2月：厚生省臨床研修病院に指定。
1994年（平成6年）11月12日：移転新築工事が完了し、全病床数750床で新たに開院。救急告示病院、へき地医療拠点[[病院]]、臨床研修指定病院となる。
1996年（平成8年）12月25日：災害拠点[[病院]]に指定。
1999年（平成11年）4月：感染症病床数を4床に減床、二種感染症指定医療機関となる。
2000年（平成12年）6月：精神科救急地域拠点病院となる。
2007年（平成19年）1月：がん診療連携拠点[[病院]]に指定。
2008年（平成20年）1月：精神科救急地域拠点病院の指定を解除。
2011年（平成23年）9月：病床数が626床（一般病床622、感染病床4床）となる。
2015年（平成27年）4月1日：地域がん診療病院に指定。

医療機関としての指定

由利組合総合病院は、以下の医療機関としての指定を受けています。

救急告示病院
訪問看護ステーション
エイズ地域診療病院
災害拠点[[病院]]
日本医療機能評価機構認定病院
第二種感染症指定医療機関
指定居宅介護支援事業所
病院群輪番制病院
へき地医療拠点[[病院]]
臨床研修指定病院
地域がん診療連携拠点[[病院]]

病床数

許可病床数：626床
一般病床数：622床
感染症病床数：4床

院内施設

患者や家族のために、以下の施設が院内に設けられています。

理容室
売店（ローソン由利組合総合病院店）
レストランサンサーラ
秋田県厚生連労組由利支部
院内学級（秋田県立ゆり支援学校が設置）

交通アクセス

鉄道

JR羽越本線・由利高原鉄道鳥海山ろく線「羽後本荘駅」下車、羽後本荘バスターミナルから路線バスで約7分。

路線バス（羽後交通）

「組合病院前」バス停下車すぐ。

車

日本海東北自動車道「大内IC」から国道105号経由で約5分。

駐車場

無料駐車場：681台

参考文献

あきた医療情報ネットワーク （トップページから由利組合総合病院を検索）

関連項目

秋田県災害拠点[[病院]]
救急指定病院

外部リンク

由利組合総合病院

由利組合総合病院は、地域医療の中核として、高度な医療を提供し、地域住民の健康を支えています。

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