甲賀土山インターチェンジ

甲賀土山インターチェンジの概要

甲賀土山インターチェンジ（こうかつちやまインターチェンジ）は、滋賀県甲賀市甲賀町岩室に位置する新名神高速道路のインターチェンジです。このICは、甲賀市の交通インフラにおいて重要な役割を果たしています。甲賀土山ICは、東側（亀山JCT側）が中日本高速道路（NEXCO中日本）、西側（草津JCT側）が西日本高速道路（NEXCO西日本）の管理下にあります。

このインターチェンジは国道1号からは離れた地点にあり、トランペット型の構造を持っています。特に注目すべきは、接続する滋賀県道340号甲賀土山インター線に沿って急カーブが設計されている点です。また、このインターチェンジの西側には滋賀県道24号甲賀土山線のバイパスと接続する予定の計画（岩室工区）が存在します。

ICの名称「甲賀土山」は、周辺地域の旧町名を併せたものです。このインターチェンジは名古屋・亀山方面から甲賀市までのアクセスに便利であり、多くの車両が利用しています。2009年には、甲賀土山ICから西に10.2 kmの位置に甲南ICが開通しました。このことで、甲賀土山ICの利用者にも新たな選択肢が提供されました。

さらに、滋賀県警察本部交通部高速道路交通警察隊の甲賀土山分駐所も併設されており、高速道路の安全管理が強化されています。また、名神高速道路八日市ICを起点として、当インターチェンジを通り名阪国道上柘植ICへ至る地域高規格道路の名神名阪連絡道路が計画されています。

歴史

甲賀土山インターチェンジは、2008年2月23日に亀山JCTから草津田上IC間が開通した際に供用が始まりました。開通した際には、記念式典が当インターチェンジ内で行われ、多くの参加者が集まりました。さらに2009年7月には、ETC専用の開閉バーが従来よりも0.5から1秒遅れて開くように改良され、よりスムーズな通行が可能となりました。

周辺の道路

甲賀土山ICには直接接続する滋賀県道340号甲賀土山インター線があります。さらに、間接的に接続されている主要道路としては滋賀県道24号甲賀土山線バイパスがあり、整備計画に基づいており、ここでの接続は県道甲賀土山インター線ではなく、県道甲賀土山線とされています。また、滋賀県道539号岩室北土山線や国道1号も利用可能な接続道路として位置付けられています。

料金所情報

このインターチェンジには、合計4つの料金ブースがあります。入口には2つのブースが設けられており、そのうち1つはETC専用、もう1つはETCと一般車両の両方に対応しています。出口も同様に2つのブースがあり、こちらもETC専用と一般車両の利用が可能です。

まとめ

甲賀土山インターチェンジは、新名神高速道路の重要なインターチェンジとして多くの交通をさばく役割を担っています。地域の交通網の発展に寄与し、新たな道路計画も進行中であるため、今後の発展が期待されます。

もう一度検索