町上津役東

町上津役東について

町上津役東（まちこうじゃくひがし）は、福岡県北九州市八幡西区に位置する地名です。この地域は町上津役東一丁目から三丁目に分かれ、住居表示が実施されています。八幡西区の中心部に位置し、郵便番号は807-0073です。

地理

町上津役東は八幡西区の中央部分にあります。周囲には北に上上津役、東に大字上上津役、南東に大字小嶺、南に小嶺、西に町上津役西と接しています。この立地は町上津役東に便利な交通アクセスを提供し、住民にとって恵まれた環境を実現しています。

河川と湖沼

地域内を流れる二級河川には金山川があり、準用河川として中子川も存在します。また、はぶの木池が中央部分にあり、自然の美しさを満喫することができます。これらの自然は地域住民にとって大切な存在となっています。

特徴

町上津役東は、地域の西側を国道211号が走っており、交通の便が良いことが特徴です。さらに、東部には北九州高速4号線と山陽新幹線が通っており、利便性が高いです。西部には金山川が流れており、周辺にはスーパーマーケットや自動車販売店がありますが、その他の地区は主に住宅地です。中央に位置するはぶの木池とその周辺は緑地が保存され、自然の景観が残されています。

地域の西側は平坦ですが、東側は山のふもとにあたっており、やや傾斜があります。地名にちなんで、一丁目には大原小学校や八児市民センターがあり、二丁目には市営水三番団地、三丁目には山陽新幹線の北九州トンネル口があります。

歴史

町上津役東の歴史は古く、もともとの集落は町上津役西に存在していました。昭和30年代後半から40年代前半にかけて、市営団地建設が行われ、その後宅地化が進みました。このように、歴史的に様々な変遷を経て現在の町上津役東が形成されました。

地名の由来

町上津役東という地名は、上津役村の枝郷である町上津役から由来しています。また、当地域に存在していた小字の名称もいくつか残されており、大原は小学校の名前、木屋ヶ谷は公園の名前、水上番は団地名（水三番団地）として現存しています。

沿革

1986年6月1日に町上津役東一丁目から三丁目が新設されました。新しい町名が今のように住民に親しまれるようになったのはこの時期からです。

世帯数と人口

2025年3月31日現在の世帯数と人口については、北九州市の発表に基づくデータが存在します。国勢調査による人口の推移が示され、地域の成長や変化を見守ることができます。

学区と交通

町上津役東には市立小・中学校があり、学区も設定されています。地域住民の教育環境が整っており、子どもたちにとって良い学びの場となっています。バス停の存在することから、公共交通機関へのアクセスも便利です。国道211号を利用することで、周辺地域への移動もスムーズです。

施設

公共施設としては、北九州市立八児市民センターや大原小学校があり、住民の日常生活をサポートしています。また、公営住宅の市営水三番団地や、本格的な公園施設も揃っています。木屋ヶ谷公園や町上津役公園、町上津役東公園など、地域の憩いの場として利用されています。

地域の発展と自然環境の保全が調和した町上津役東は、今後の成長が期待される魅力的な地域です。

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