白団顕彰会

白団顕彰会は、国共内戦後、台湾に撤退した中華民国政府軍を支援した軍事顧問団「白団」の活動を顕彰し、日本と台湾の友好を促進することを目的として設立された一般社団法人です。

白団とは

白団とは、第二次世界大戦後、中国共産党との内戦に苦戦していた中華民国政府を支援するため、蒋介石総統の要請に応じて組織された秘密軍事顧問団です。旧日本軍の将校や参謀を中心に構成され、高度な軍事知識や戦略・戦術を中華民国軍に提供し、台湾防衛体制の構築に大きく貢献しました。団長は富田直亮（とみた・なおあき）でした。

白団顕彰会の活動

白団顕彰会は、白団の団員たちの功績を称え、その歴史を後世に伝えるために、以下のような活動を行っています。

慰霊祭の開催: 白団の団員たちの慰霊祭を毎年開催し、その霊を慰めるとともに、白団の功績を偲んでいます。具体的には、富田直亮閣下の没後慰霊祭を定期的に開催しています。
日本と台湾の友好交流の促進: 白団の歴史を通じて、日本と台湾の友好関係を深めるための活動を行っています。文化交流や経済交流など、様々な分野での交流を支援しています。
広報活動: 白団の活動や歴史を広く一般に知ってもらうための広報活動を行っています。講演会やシンポジウムの開催、出版物の発行などを通じて、白団の功績を伝えています。

役員構成

白団顕彰会の役員は、以下の通りです。

理事長: 阿尾博政（特定非営利活動法人 日台経済人の会名誉会長）
副理事長: 阿尾正典（特定非営利活動法人 日台経済人の会副理事長）
専務理事: 松尾伸也（特定非営利活動法人 日台経済人の会理事長）

白団の歴史的意義

白団は、冷戦時代において、共産主義の拡大を阻止し、自由主義陣営を守る上で重要な役割を果たしました。また、日本と台湾の友好関係の礎を築いたという点でも、その歴史的意義は大きいと言えます。白団顕彰会の活動は、白団の功績を後世に伝え、日本と台湾の友好関係をさらに発展させる上で、重要な役割を担っています。

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