白水滝

白水滝（しらみずのたき）

白水滝は、岐阜県大野郡白川村の大白水谷に位置する、庄川水系大白川に属する滝です。その美しい景観から、国の名勝にも指定されています。

地理・歴史

白山国立公園内の原生林の中に位置し、落差72m、幅8mを誇ります。深い森の谷から垂直に落下する一筋の滝は、その迫力と美しさで見る者を魅了します。「白水滝」という名前は、落ちる水が乳白色に見えることに由来しています。

かつては、その雄大な姿から日本三大名瀑の一つ（残りの二つは那智滝と華厳滝）に数えられていたこともありましたが、1990年に選定された日本の[[滝百選]]には選ばれていません。岐阜県の名勝に指定された後、国の名勝にも指定されています。

1963年に隣の谷に大白川ダムが完成したことで、滝の上流で取水が行われ、ダムへ水が供給されるようになりました。そのため、滝に流れる水の量は調整されており、冬季にはすべての水がダムに取水されるため、滝は完全に遮断されてしまいます。現在、滝の姿を見ることができるのは、観光用に放流される夏季から秋季の間のみとなっています。

交通

白水滝へは、車でのアクセスが便利です。国道156号線（白山街道）の大白川橋北交差点から、岐阜県道451号白山公園線を白山登山口方面へ西に進み、白水滝駐車場まで約30分。駐車場からは、遊歩道を徒歩5分で滝の展望台に到着します。

滝へと続く道路は冬季は通行止めになりますのでご注意ください。また、滝の西北西約400mの場所には、白山登山道（平瀬道）の登山口があります。

その他

関連情報として、以下の項目もご参照ください。

大白川（庄川の支流）
大白川ダム
白山
白山国立公園
大白川野営場


より詳細な情報については、白川村役場の公式ウェブサイトも参考にしてください。

白水の滝 - 白川村役場

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